YCU Research Portal

YCU Research Portal

LPIN1遺伝子が本態性高血圧症の原因遺伝子の一つであることを証明

横浜市立大学附属市民総合医療センター 腎臓・高血圧内科 藤原亮助教(血液浄化療法部)、小澤萌枝医師(同大大学院医学研究科)、平和伸仁准教授、角田剛一朗博士(同大大学院医学研究科:研究当時)らの研究グループは、LPIN1遺伝子の全身ノックアウトマウスであるfld(fatty liver dystrophy)マウスを用いた評価と解析により、血圧が上昇することを明らかにし、そのメカニズムとして交感神経活性の亢進が関与していることを証明しました(図1)。今後、本態性高血圧症の新しい治療薬の開発につながる可能性があります。

本研究成果は、国際高血圧学会および欧州高血圧学会のofficial JournalであるJournal of Hypertension誌に掲載されました。(2021年11月11日オンライン掲載) 
  • 3 全ての人に健康と福祉を