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(13)PI人件費、バイアウト経費

令和2年10月に文科省より、我が国の研究力向上に向けた競争的研究費制度の改善の一環として、競争的研究費の直接経費から「研究代表者の人件費(PI人件費)」及び「研究以外の業務の代行に係る経費(バイアウト経費)」の支出が可能となる旨の事務連絡がありました。
これを受け本学では、令和3年3月に経費の使途・活用策を「活用方針」として、同年10月に具体的な実施手続を「取扱要領」として定めました。当該制度の利用を希望する研究代表者(PI)は、活用方針及び取扱要領にしたがい、事前発議等の必要な手続をお願いします。 

1 PI人件費

(1)制度の趣旨

研究活動に従事するエフォートに応じ、PI本人の希望により、直接経費からPIの人件費支出を可能とする制度です。これにより、大学は、PIの人件費として支出していた財源を、PIの研究パフォーマンス向上や大学の研究力強化に資する取組に活用することができるようになります。また、本制度はPI本人の自発的な希望により判断いただくものであり、本学として強制するものではありません。なお、制度の利用にあたっては、大学が定めた活用方針への合意が必要となります。 

(2)実施手続

発議書(特任教員の雇用については受入申請書)の提出をもって活用方針への合意とし、活用方針に示された具体的な使途・活用策に沿って、事務手続きを進めていきます。事務手続きのフローは、下記のとおりです。 

(3)留意事項

①対象事業や支出上限については、各府省又は資金提供機関のホームページ等をご確認ください。
②「特任教員の雇用安定化」の使途・活用策を選択し、特任教員の受入申請書を提出する場合、
 当該申請書の「雇用財源名」欄に、PI人件費制度の利用による申請である旨を明記してください。  

2 バイアウト経費

(1)制度の趣旨

PI本人の希望により、直接経費からその者が担っている業務のうち研究以外の業務の代行(バイアウト)に係る経費の支出を可能とする制度です。これにより、研究プロジェクトに専念できる時間の拡充が可能となります。また、本制度はPI本人の自発的な希望により判断いただくものであり、本学として強制するものではありません。なお、制度の利用にあたっては、大学が定めた活用方針への合意が必要となります。 

(2)実施手続

発議書の提出をもって活用方針への合意とし、活用方針に示された具体的な使途・活用策に沿って、事務手続きを進めていきます。事務手続きのフローは、下記のとおりです。 

(3)留意事項

①対象事業や支出上限については、各府省又は資金提供機関のホームページ等をご確認ください。
②バイアウトは、研究者が本来行う教育活動等及びそれに付随する事務の業務に限ります。
③代行上限は下記のとおりです。
 TA雇用…月40時間(週10時間)
   外部講師の招聘…総コマ数の3分の1まで
   実験・実習等の代行…原則、総コマ数の3分の1まで
            (3分の1を超える場合は、事前発議書を提出する前に所属長の了承が必要)
④実験・実習等の代行は、学外の者を対象とします。
⑤「外部講師の招聘」又は「実験・実習等の代行」の使途・活用策を選択し、事前発議書を研究費担当課へ
 提出する場合、代行上限を満たしているかを確認するため、総コマ数のうち、専任教員が担当するコマと、
 バイアウトにより外部講師又は非常勤講師が担当するコマが分かる授業スケジュール表を併せて提出して
 ください。
⑥「外部講師の招聘」又は「実験・実習等の代行」の使途・活用策を選択し、申請書類を学務担当課へ
 提出する場合、当該申請書類の備考欄等に、バイアウトによる申請である旨を明記してください。

発議書等提出・問い合わせ先(研究費担当課)

< 八景・鶴見・舞岡キャンパス >
 研究基盤課 研究費管理担当
 MAIL:kenkyu5@yokohama-cu.ac.jp

< 福浦キャンパス・附属病院 >
 研究基盤課 医学系研究費管理担当
 MAIL:fkenkyu@yokohama-cu.ac.jp


< センター病院 >
 センター病院 総務課 庶務担当
 MAIL:ce_ken@yokohama-cu.ac.jp