医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
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 近年の人口構造および疾病構造の変化に伴い、看護職として、対象となる人々の生活の場や看護ケアへのニーズの多様性や複雑性に対応し続ける力が求められてきています。そのような現状を踏まえ、横浜市立大学ではR4年度よりカリキュラムを大幅に改定しました。
 「幅広い教養と高い倫理観」、「多様な社会への応用力」、「看護学研究の基礎的能力」、「学際的な看護の専門性」という4つの教育目標に基づきカリキュラムを構成しています。様々な科目を関連付けながら、1年次:「看護学の専門性の基盤をつくる」、2年次:「看護学の科学的根拠を学び考える」、3年次:「看護学の専門性を学び深化する」、4年次:「看護学を基盤にキャリアを発展させる」と、各学年で段階的に学び、看護学を基盤に多様な社会で活躍するリーダーを目指します。

R4年度改正カリキュラム概念図

カリキュラムを構成する6つの特色

1.総合大学としての学部横断的な多分野融合教育
 総合大学としての学部横断的な多分野融合教育を実施しており、データサイエンス的素養など専門分野の枠を超えたさまざまな知識を身に付けることで、社会課題の解決に貢献できる力を養います。共通教養科目は1年次から4年次まで履修できます。

2.国際都市横浜に設置された本学の特色を活かしたグローバル教育
地域社会や国際社会の変化・人々の多様な価値観に柔軟に対応できる基礎的能力やグルーバルな視点を、講義だけでなくフィールドワークを含む演習および実習を通して4年間で段階的に身に付けます。共通教養科目のPractical English(PE)・ Advanced Practical English(APE)と連動し、ネイティブ看護師と共により実践的な看護英語を学ぶ機会を提供します。
医学部看護学科 PE/APE・国際看護学科目
3.統合実習と卒業研究の実施によるリサーチマインドの醸成
学生全員が卒業研究をフィールドなどで実施し、よりよい看護実践を目指します。「独自性と先進性」を備えた研究を展開する本学においてリサーチマインドを育むことで、看護学の発展をリードし、人々の健康で幸福な生活を実現していきます。卒業後は、大学院(博士前期・後期課程)への進学にもつなげることができます。

4.領域横断型学習の充実
看護学の導入科目である「健康生活看護学概論」「発達看護学概論」と領域別実習を統合する科目「多様性看護学演習」には領域横断型学習を取り入れ、看護の対象となる人々の多様性や複雑性に対応し続ける力を身に付けます。

5.横浜市内で最高水準の施設における充実した実習
横浜市内で最高水準の医療・看護を提供する二つの附属病院ならびに横浜市や横浜市内の保健医療福祉機関などで、充実したサポート体制のもと高度で実践的な実習を受けることができます。

6.4年間一貫のキャリア形成科目
1年次から4年次まで4年間で継続的に履修する「キャリア形成看護学実習」を新設しました。4年次には学生自身のキャリア志向に応じて教養、実習、留学、研究などの科目を自由に選択し、目指すキャリアを自身で形成していきます。

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