看護学専攻長挨拶

看護学専攻長 赤瀬智子
超少子高齢社会の到来と共に、急性期医療では短期集中治療・早期リハビリテーション、慢性疾患に対する外来・在宅医療の充実、地域包括ケアの推進、疾病マネジメント、女性の安全・安心な出産や育児のためのケア、ヘルスプロモーションの支援、国際社会への課題に至るまで、社会から看護学の専門性が求められています。
本学大学院医学研究科看護学専攻博士前期課程及び博士後期課程では、新しい知見を得るための研究手法を習得し、実践する能力を培い、看護学の発展・開拓に寄与することのできる人材を育成します。博士前期課程では看護実践の専門家として専門看護師(感染看護学・がん看護学・老年看護学・小児看護学・精神看護学)、周麻酔期看護師(特定行為:術中麻酔管理領域8行為含む)、助産師(2021年開講)の育成にも力を入れています。
また、医科学専攻、他研究科、連携施設、横浜市等と共同し、人々の健康に寄与する基礎研究、教育・尺度・システム・製品等の開発、臨床評価・応用に至るまで幅広く、創造的かつ科学的に研究を遂行し、その成果を世界へ発信、社会へ還元します。
看護学に探究心のある他分野の方も歓迎します。皆さんの豊かな発想と想像力を持って、共に私たちと未来の看護を創出しませんか。世界の人々の健康維持・改善のために。
Let’s enjoy research at YCU.