医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
医学研究科看護学専攻
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院生生活の紹介

周麻酔期看護学分野

斎藤岳尋 さん(博士前期課程2年生)※長期履修制度利用

✔ 大学院で何を学んでいるの?
麻酔科学や高度実践看護に関する専門知識・技術を講義・シミュレーション・実習・症例検討などを通して学んでいます。カリキュラムには特定行為研修も含まれており、e-Learningでの学習やOSCEも並行して進めています。 課題研究として緊急時における医療チームのノンテクニカルスキルを測定する尺度の翻訳と翻訳した日本語版の妥当性・信頼性の検討を行っています。
✔ 進学のきっかけ は?
特定行為を含めた高度看護実践を学べることに加えて、当分野は看護生命科学分野と合同の研究室であり、様々な研究手法を学べる点に魅力を感じ、進学を決めました。
✔ 仕事と学業との両立の工夫 は?
職場の理解を得て、毎月の勤務シフトを自分で作成しています。また、授業や実習のための時間を確保しやすいよう夜勤専従勤務をしています。
✔ 大学院で学んだことを今後どのように生かしたいと思いますか?
周麻酔期看護師として、診療の補助だけでなく、急性期医療を受ける患者さんの生活の質を向上できるよう多職種との連携や教育、質改善、研究などに取り組んでいきたいと思っています。
✔ 受験を考えている人に一言!
勤務を継続しながら通学するのは決して楽ではありませんが、職場や家族など周囲の理解と協力があれば不可能ではありません。勤務継続や長期履修制度の利用も選択肢の一つとして考えてみてください!
【1週間のスケジュール】 

老年看護学分野

A さん(博士前期課程1年生)

✔ 大学院で何を学んでいるの?
昨今の高齢社会での老年看護学の位置付けは広範囲に及びかつ重要であり、多様な課題解決が求められる分野のひとつです。わたしは臨床で高齢者施設からの救急搬送の現状に疑問を抱き、高齢者施設での看護師の役割に関する研究をテーマとし文献レビューに勤しんでいます。ゼミはレビュー内容を言語化しプレゼンテーションを行うことで、研究の方向性を明確にしていけるよう道導を示してもらう絶好の機会として貴重な時間となっています。
✔ 進学のきっかけ は?
2018年に何かもっと広い視野を持ちたいと朧げな気持ちを抱き人間科学部のある大学に進学しました。そこで臨床での人材育成や指導など自身の思いや考えを根拠を明確に示し伝えることの大切さを改めて実感し、さらに学習を深めていきたいと考え大学院への進学を決意しました。横浜市立大学大学院は複数の専攻学が設立されており、他分野の院生との交流を図ることは世界観を広げることができる環境であることに魅力を感じたことが当大学院を選んだ理由のひとつでもあります。
✔ 仕事と学業との両立の工夫 は?
1年生の前期は授業が多く、研究に関して初学者であることから、課題に取り組む時間や研究活動時間を余裕を持って確保しようと考え、知り合いのクリニックを紹介してもらい週1回程度のアルバイトのみとし勉学に集中する期間としました。授業の大半はオンラインで行われ、移動時間がなく有効に時間を使うことができます。夏季休暇は、3年ぶりにコロナ禍で控えていた帰省を果たし、同時に就職活動を行っています。後期から学業と仕事の両立を図るための準備期間として活用をしています。
✔ 大学院で学んだことを今後どのように生かしたいと思いますか?
エビデンスを持った指導・教育が行うことができるようなコンサルタントに携わることで、自身の看護観をひとりでも多くの同職者の方々に伝えることができたらと考えております。
✔ 受験を考えている人に一言!
何かを学ぶことに早すぎたり遅すぎたりすることはありません。学びたいと思った時が最良のタイミングです。
 【1週間のスケジュール】

看護学専攻博士前期課程