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人材育成目標・学位授与方針(ディプロマポリシー)-学部

人材育成目標・学位授与方針(ディプロマポリシー)-学部

国際教養学部

<知識・理解>
 社会・文化・人間を理解するうえで必要な専門的知見を修得するとともに、現代の社会や都市が直面する課題を解決するためのアプローチを身につけている。 
 なお、上記に加え、学系ごとに次の能力を身につけている。

・教養学系 
 哲学・身体科学・心理学・文学・言語学・歴史学・社会学・法学・国際関係学・地域研究などの人文・社会科学を中心に、社会・文化・人間の活動の本質を理解するために必要な学問領域の基本的知識と豊かな教養を獲得している。 
 
・都市学系 
 地域科学・都市計画学・空間学などに関する幅広い知識に基づき、世界規模の課題から都市・地域問題までのさまざまなレベルの課題にアプローチすることができる。 

<技能>
 英語をはじめとする外国語の運用能力、文化的背景に基づいた多様性への理解、理論を実践に応用する能力、そして共感を獲得し、課題を解決するためのコミュニケーション能力を身につけている。 
 なお、上記に加え、学系ごとに次の能力を身につけている。 
 
・教養学系 
 多様な言語・宗教・民族・価値観の人々が共存する地域社会や、グローバル化する国際社会の複雑な課題を発見し、解決するために有効な技能を修得している。 

・都市学系 
 確かな思考力に基づいた、理論を実践に応用する力、他分野の知識を融合する能力、高次のリテラシー、実践性の高い外国語運用能力、クリティカル・シンキング及び諸主体の連携をとりもつコーディネート機能を身につけている。 
 
<態度・志向性>
 異なる価値観を持つ人々が協働し共生する社会を創り出そうとする志向性、都市・地域課題に積極果敢に取り組む態度、希望ある未来を切り開くフロンティア精神・起業マインドを獲得している。 
 豊かな人間性、高い倫理観、自文化と異文化への深い理解、多様な価値観や文化規範を尊重・活用するダイバーシティマネジメントの観点に立って物事に取り組むことができる。 
 生涯にわたって主体的・自発的に学び続け、課題に挑戦し続ける態度を身につけている。 

国際商学部

<知識・理解>
 ビジネスの世界において、国際的に共通知識として身につけておかなければならない経営学・経済学の基礎的知識とコミュニケーション能力を修得している。
 文理融合的視野と専門分野を融合し、社会の課題を解決する高度な実学素養を備えている。 

<技能>
 課題発見力と未来をデザインする応用力を発揮し、新たな事業を企画立案し、実現するスキルを身につけている。

<態度・志向性>
 学設立当初からの伝統である「人と進んで交わり共に資質を高める」態度を持ち、グローバルに広がる多様な価値観を理解し、科学の目をもって自らの視点を相対化できる。

理学部

<知識・理解>
 自然科学分野の基礎について全般的に学ぶことで、理学を体系的に理解している。
 共通教養や科学英語はもとより、研究倫理など社会的背景についての教養も身につけている。
 自然現象を物質及び生命、両方の観点から多角的に捉えるための知識を身につけている。
 医学・農学・工学などの応用分野、それらと連携した研究分野においても将来活躍することのできる課題発見能力や課題解決能力を身につけている。

<技能>
 研究計画を立案でき、研究中に生じる様々な問題に適切に対応できる。また、実験結果を正しく解釈し、論理的に考察し、論文としてまとめることができる。
 高度な実験技術や解析手法を修得しており、正確な実験結果を得ることができる。
 聞き手に合わせて論理的な説明ができ、活発な議論を展開できる。
 
<態度・志向性>
 応用分野あるいは諸外国の研究活動に常に意識を向け、それらと連携して新たな展開を生み出せる学際性と国際性を身につけている。
 社会の要請を正しく把握し、未解明の課題に果敢に挑戦する意欲がある。さらに、解決に向かって粘り強く努力する姿勢を体得している。

データサイエンス学部

<知識・理解>
(1)現実の課題をデータとの関係性からとらえる能力、またはものごとの裏に潜む数理的な法則・関係を見抜く能力を獲得している。
(2)基礎から応用にわたる医療、経済社会、情報等に関するデータサイエンスにかかる課題を俯瞰し、これらの応用分野に適用できる課題発見・課題解決

<技能>
(1)各応用分野における課題を追究するための計画立案及び課題解決の手法を修得している。特に、統計学とアルゴリズムを基礎としたコンピュータサイエンス、データ解析に習熟し、適切な課題解決策を考案することができる。
(2)豊かな表現力で、国内外の様々な分野の人々と円滑にコミュニケーションを図ることができる。

<態度・志向性>
(1)常に人間や社会に対する興味や関心を持ち続け、各分野の課題をデータから数理的・分析的に考える基礎的能力を持ち、また、様々な人々と協同して課題解決を図る態度・志向性を有し、社会に貢献することへの高い意識を有している。
(2)総合的な知性と教養に基づいて国際社会、地域社会に貢献を図る旺盛なチャレンジ精神を持ち、より良い社会の実現に向け努力する姿勢を身につけている。 

医学部

「医学部」の使命は医学・看護学への精進と貢献、病者への献身と奉仕を旨として、その時代時代になしうる最高の医療を提供する医療人の育成、次の医学・医療を担う若者の教育である。すべては患者さんのため、地域のみならず、世界に目を向け、大きく羽ばたく人材を育成する。
 医学科については学問の府として、医学・医療の知識と技術・能力を身につけ、高潔な人格と倫理観を備え人材を養成することを目指す。 加えて、地域や国際社会で活躍、貢献できる能力を身につけ、創造的研究を遂行し、社会の発展と人類の福祉に寄与する医学・医療分野の指導的な人材を養成することを目指す。
  看護学科については多角的に物事を考える力を養う教養と豊かな人間性、生命と個人の尊厳を尊ぶ高い倫理観と国際的視野を備え、看護専門職として高い知識と技術を有し、科学的思考に基づいて看護実践を遂行し、地域社会の人々の健康と福祉に貢献できる人材を養成することを目指す。

医学科

<知識・理解>
 基礎医学・地域医療から先端医療まで、幅広い分野で活躍する上での基本となる医学の知識・技術が身についている。
<汎用的技能>
 基本的な観察・実験技能および基本的診療技能が身についている。
<態度・志向性>
 医学の担い手たる使命感・倫理観・責任感・コミュニケーション能力が身につき、更に科学的探究心と創造性を修得している。
<統合的な学習経験と創造的思考力>
 生命科学・医学・医療の分野で活躍する臨床医、医学研究者となる能力が身についている。

看護学科

<知識・理解>
 豊かな人間性と高い倫理観を備え、看護専門職に必要な基礎的知識を身につけている。
高度先端医療を受ける人々から、地域社会で暮らす人々の健康・生活の質の向上に貢献できる看護実践の基本となる知識を身 につけている。
<汎用的技能>
看護職が専門的な立場から責任を持って解決すべき事象を見抜く課題発見能力、広い視野で物事を判断する力、ならびに課題解決能力など、科学的に思考する力を身につけている。
 全学共通の教養科目ならびに専門科目等を通して、看護実践に必要な人間関係能力、他職種と協働する力を身につけている。
<態度・志向性>
 看護実践者として、生命の尊厳を基調とした高い倫理観を養い、人権を尊重する態度、加えて責任感、自律性、柔軟性を備え、地域社会の人々の健康と福祉に積極的に貢献する姿勢を身につけている。
<統合的な学習経験と創造的思考力>
 主体的な学習態度を身につけるとともに、異文化を理解し、変化する社会の中で国際的な視野をもち、看護専門職として自己研鑽し、社会に貢献できる人材となっている。

国際総合科学部(平成24年度入学生以降)※学生募集停止

<知識・理解>
 専門分野および専門以外の多様な分野における基礎的な知識・概念・技法を身につけている。
<汎用的技能>
 自ら問題や研究テーマを発見し、必要な情報を収集・選別して、それらを多面的な視点から批判的かつ論理的に分析し、問題を解決する能力を身につけている。
 また、自らの見解・意見を文章、口頭等で論理的に説明し、異なる意見・見解を持つ他者と生産的なコミュニケーションを行なうことができる。あわせて、国際水準の英語によるコミュニケーション能力が身に付いている。
<態度・志向性>
 豊かな人間性、倫理性、国際社会・地域・人類に貢献する意欲・姿勢を持つとともに、さまざまな分野において他者と協力しつつリーダーシップを発揮できる。
 また、生涯にわたって自ら主体的な学習を継続することができる。
<総合的な学習経験と創造的思考力>
 既成の枠組みや慣行にとらわれず、修得した知識・技能を国際的な視野と柔軟で創造的な視点と思考力を駆使して多方面に応用することができる力を持っている。また、自身の専門分野を多角的視点から捉えることができ、積極的に社会に貢献する意欲や、産業界で活躍できる能力を身につけている。

国際教養学系(国際教養学)

<知識・理解>
 グローバル化が進む世界における人間とその社会的、文化的活動を総合的に理解するために身体、心理、社会、文化、価値に関する知識を修得し、それらの知識を総合的に活用して、現代社会における諸問題を多角的視点から理解できる能力を身につけている。
<技能>
 多様な言語・宗教・民族・価値観をもつ人々が共存する国際社会や現代日本社会で活動するにあたって、人々が直面する問題を発見し、解決策を探ることができるような多面的な思考力やコミュニケーション能力を獲得している。
<態度・志向性>
 世界の様々な文化と価値観に共感するとともに、人間に対する興味と関心を深め、人間を総合的に理解した上で、多様な人間が共生できる社会を形成しようとする志向性を備えている。
                 

国際都市学系(学術)

<知識・理解>
 社会科学・空間科学・地域研究などの諸分野から国際社会理解、都市社会理解、多文化理解を軸とする幅広い知識を蓄え、それらを社会の具体的な問題に応用できる能力を獲得している。
<技能>
 理論的な理解と実践的な経験とを結びつけ、現代社会の諸問題を批判的に認識し、かつ積極的に解決する技能を修得している。
<態度・志向性>
 グローバルかつ学際的な視点から解決策を提案し、未来を切り拓けるような、フロンティア精神や起業マインドを持っている。

経営科学系(経営学・会計学・経済学)

経営学コース(経営学)
<知識・理解>
 経営組織論、経営戦略論、マーケティング論などの基本的な知識を修得したうえで、企業に関連する社会現象を分析・理解し、新たな戦略と管理制度を創造できる能力を備えている。
<技能>
 問題を発見する力や、課題を解決する上での定性的・定量的な分析力、相手を説得するプレゼンテーション・コミュニケーション能力を身につけている。
<態度・志向性>
 自らを律する心、組織を束ねることのできるリーダーシップを持っている。

会計学コース(会計学)
<知識・理解>
 企業業績を適切に評価するために、会計学の基礎理論、国内および国際的な会計基準の知識を身につけるとともに、財務諸表を読み解くためのスキルや企業価値評価のフレームワーク理解している。さらに企業業績を改善するための処方箋を立案する能力を備えている。
<技能>
 問題を発見する力や、課題を解決する上での定性的・定量的な分析力、相手を説得するプレゼンテーション・コミュニケーション能力を身につけている。
<態度・志向性>
 自らを律する心や、数字を通して客観的に組織を評価することのできるバランス感覚を備えている。

経済学コース(経済学)
<知識・理解>
 ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学などの基本的知識を修得したうえで、グローバルに広がる市場経済、国際的な金融市場、公的分野に関連する社会現象について分析・理解する能力を備えている。
<技能>
 問題を発見する力や、課題を解決する上での定性的・定量的な分析力、相手を説得するプレゼンテーション・コミュニケーション能力を身につけている。
<態度・志向性>
 クールヘッドでウォームハートにものごとを評価することのできるバランス感覚を備えている。

理学系(理学)

<知識・理解>  理学分野では、物理学、化学、生物学、地学、数学分野を総合的に理解し、自然現象を物質と生命の観点から多角的に捉えることができる能力を獲得している。基礎から応用にわたる科学の課題を俯瞰し、広い視点から自らのバックグランドに根差した独自の取組を展開できる能力を備えている。
<技能>
 自らの研究テーマを追究するための計画立案および実験の手法を修得している。また、研究成果を発表する豊かな国際的な表現力を持ち、他分野の研究者とも円滑にコミュニケーションが図れるようになっている。
<態度・志向性>
 自然科学に対する興味や関心を持ち続け、社会における自然科学の意義や位置づけを認識しながら、自ら設定したテーマを精力的に追究し、社会に説明できる姿勢を身につけている。

国際総合科学部(平成23年度入学生以前)※学生募集停止

 人文科学・社会科学・自然科学などさまざまな分野において、多角的な視点から物事を考える力、及び問題発見・解決能力を身に付け、生涯にわたって新たな分野の知識や専門的能力を不断に獲得し、国内外の企業、行政、教育・研究等機関の第一線で活躍する人材を養成することを目指す。

国際教養学/学術

<知識・理解>
 人間理解のための心理学、教育学、身体科学、社会学、自文化・異文化理解のための歴史学・文学・語学・国際関係学を動員して、多角的に物事を考える力を養う教養と学際的にさまざまな分野の知識を備え、それらを実社会において応用することができる能力を身につけている。
<汎用的技能>
 多角的に物事を考える力を養う教養と学際的にさまざまな分野の知識を基礎に、多様化する人間社会、グローバル化する国際社会における諸問題に多面的な視点から対処し、解決できる能力を身につけている。
<態度・志向性>
 柔軟な問題意識を常に持ち、時流に流されない視点で諸問題を考えると共に、社会の一員として協働し、自らの役割の責任を果たすことができる人材となっている。
<統合的な学習経験と創造的思考力>
 人間と人間関係に対する深い洞察力を備え、自文化・異文化それぞれの現状と歴史とに精通し、国際的な視野と柔軟で創造的な視点をもって、多彩な情報発信とネットワーキングを通じ、文化・国際交流や地域・社会活動など、積極的に社会に貢献する意欲を持っている。                                                                  

理学

<知識・理解>
 物理学、化学、生物学、地学、数学を基礎とし、自然現象を物質と生命の観点から多角的に理解でき、修得した知識を高度専門分野・産業界で実践できる能力を身につけている。
<汎用的技能>
 実験・研究テーマを自ら発見し、遂行するための計画立案および実験手法を修得し、データ解析・結果報告を行うことができる能力を身につけている。
<態度・志向性>
 論理的思考に富み、自然科学に対する興味を持ち、発見の喜びを感じ、産業界や高度専門分野の第一線で活躍できる能力を身につけている。
<統合的な学習経験と創造的思考力>
 自然科学の発想・知識、技術と発信力を身につけ、物質科学と生命科学を機軸に、ナノサイエンス、ライフサイエンス、新エネルギー開発、先進医療技術、遺伝子、食糧資源などの専門分野、産業界で活躍できる能力を身につけている。

経営学・会計学・経済学

<知識・理解>
 経営学、会計学、経済学の専門知識・技能を備え、それらを適切な経営管理の実施、あるいは新たな発想に基づいた経営戦略の立案等に応用することができる能力を身につけている。
<汎用的技能>
 企業経営の戦略立案や、改善提言ができるなど、実社会で必要な、問題を発見する力、それを解決する上での定量的・定性的な分析力、相手を説得するプレゼンテーション能力、及びコミュニケーション能力を備えている。
<態度・志向性>
 自らを律する心を持ち、他者と協働することのできる協調性があり、社会の一員であることを意識して、社会に貢献することを考えられる精神性を備えているとともに、組織を束ねるリーダーシップ性や、数字を通して客観的に組織を評価することのできるバランス感覚を身につけている。
<統合的な学習経験と創造的思考力>
 国際的・総合的な視点から現実に生起する社会現象や社会問題に対する解決策を提案するとともに、新たな発想に基づいた経営戦略のための企画や企業業績改善のための改善策を立案できるなど、培った知識、技能等を総合して活用する能力を身につけている。具体的には、経済学・経営学・会計学・法律学といったフィルターを通じて学習し、活用できる能力を身につけている。

教育研究上の目的と組織