医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
医学研究科看護学専攻
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科目概要

科目概要

<共通科目>

科目責任者

家族看護学

家族看護とは何か、家族看護の重要性と目指すものなど、家族看護を理解するための理論について学び、さまざまな看護実践領域における家族の健康と課題について、各看護学領域の専門性を踏まえながら主体的に学習を深めていきます。

 

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<担当科目>

国際看護学Ⅰ

国際保健の枠組みやグローバルな健康問題について学ぶ科目です。
(この科目は老年看護学領域と共同に実施しており、母性看護学では主にフィリピンでのフィールドワークを担当しています。)


看護の統合と実践III(統合実習)/看護の統合と実践IV(卒業研究II)

学生個々に関心のある実践上の課題に焦点をあて、実践の場で自主的・主体的に看護実践活動を行い、課題を追求し、さらにその成果をまとめ、卒業論文に至るまでの研究プロセスを学ぶ科目です。
母性看護学領域では、助産所やフィリピンをフィールドとしています。

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<専門科目>

母性看護学概論(1単位15時間・2年前期)

母性看護学は、女性のライフサイクルを通じて発達していく母性準備期、母性成熟期、母性継承期にわたる健康課題に関わる科目です。
殊に性と生殖に関する健康(リプロダクティブ・ヘルス)の視点は重要で、対象の健康現象の理論と必要な日常生活におけるセルフケアを促進するようなヘルスプロモーション志向を学習します。
母性看護学概論

母性病態・治療学(1単位15時間・2年前期)

女性のライフサイクルにおける性と生殖に関連する生理的変化を踏まえて、妊娠・分娩・産褥および胎児・新生児の異常の発生機序と病態・診断・治療、生殖医療について学ぶ科目です。
ライフサイクルの中でも特に周産期周辺の生理と異常について理解し、リプロダクティブヘルスの視点から、看護職としてその意義や課題について考えていきます。


母性看護方法論(2単位30時間・2年生後期)

母性のマタニティサイクルの妊娠・分娩期に焦点をあて、母性・胎児の生理的変化および妊婦を取り巻く家族について学ぶ科目です。
この科目では、学生が主体的に学べるようTeam-Based Learning(チーム基盤型学習)という学習方法を取り入れています。

母性看護演習(1単位30時間・3年前期)

既習の妊婦・産婦への看護を復習しながら、褥婦・新生児の健康状態とその家族を含めたアセスメントや看護について、周産期の特性を学びます。
また、事例に基づいた看護過程や母性看護に特有な看護技術についても学習していきます。
この科目は講義だけでなく、TBLやシミュレーション学習などのアクティブラーニングという授業形式を取り入れており、学生が主体的に学びを深められるような工夫をしています。
アクティブラーニング アクティブラーニングの様子

母性看護学実習(2単位90時間・3年後期)

妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期における対象を把握し、対象の個別性への理解と援助の実践を通して母性看護の特質について学びます。
また産科病棟で一組の母児を受け持つだけでなく、地域子育て支援拠点やNICUなど、自分の学習課題により施設を選択し、周産期を取り巻くさまざまな環境の現状や課題、看護職として果たすべき役割についても主体的に学び、考えていきます。

看護学科