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令和3年度医学部長賞

医学部長賞

令和3年度医学部長賞表彰式および受賞者のご報告

令和3年12月8日の医学部・医学研究科合同運営会議にて、令和3年度医学部長賞の表彰式を執り行いました。
医学部長賞は、医学生の医学研究に対する実践的・創造的な取り組みや、看護学生の地域貢献活動等を奨励し、特に優れた功績を収めた学生に対して贈られる賞です。
令和3年度は、6~9月に応募申請を受け付け、審査会を経て、12月8日に表彰式が開催されました。
令和3年度の受賞者は、医学科からは金賞1名、銀賞1名、銅賞3名の計5名、看護学科からは1団体が選出されました。

医学部長賞表彰式

令和3年12月8日(水)16:30~16:40
於:福浦キャンパスA202教授会室

受賞者の紹介

<金賞>医学科6年 阿部 竜太さん

テーマ:「Mediator複合体は核内凝集体の共局在化を介してヒストン遺伝子の転写終結を制御する」
コメント:
栄えある賞に選出頂き大変光栄に思います。ご指導賜りました高橋秀尚先生、廣瀬智威先生、鈴木秀文先生を始めとする分子生物学教室の皆様に心より御礼申し上げます。
ヒストン遺伝子の転写終結機構について4年間研究を進めて参りました。素晴らしいチームの一員として研究に関われたことは何にも代え難い経験です。
大学生活の最終コーナーで大きく背中を押して頂いたように感じます。これを励みに、微力ながら新しい場所でもベストを尽くして参りたいと思います。

<銀賞> 医学科6年 髙熊 朗さん

テーマ:「心筋炎を基盤とした拡張型心筋症の機序解明と新たな治療法の開発」
コメント:
このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄です。自らの医学に対する探究心を研究成果として昇華することができ、大変嬉しく思っております。
本研究を進めるにあたり、多大なるご指導ご鞭撻を賜りました西井先生・竹内教授をはじめとする、救急医学教室の皆様に心より御礼申し上げます。
将来はこの経験を活かし、臨床・研究双方から社会に還元できる医師になれるよう精進してまいります。

<銅賞> 医学科6年 古関 恵太さん

テーマ:「位相的データ解析を用いた皮膚バリア機能の評価」
コメント:
この度は栄誉ある賞をいただき大変光栄です。今回の研究活動を通じ、他人と協同しての研究の進め方、論文の書き方、発表の仕方など様々なことを学ばせていただきました。この経験を活かして今後も臨床と研究の両面で精進していきたいと思います。ご指導くださった理化学研究所の川上英良チームリーダーをはじめとするお世話になった皆様に厚く御礼を申し上げます。

<銅賞>医学科6年 藤原 遼さん

テーマ:「進行胃癌に対する術前化学療法中の腸腰筋面積の減少の意義」
コメント:
この度はこのような栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思っております。本研究を進めるにあたって多大なるご指導ご鞭撻を賜りました遠藤教授、秋山先生、指導医の堀井先生をはじめとして、消化器・腫瘍外科学教室の皆様に心より御礼申し上げます。皆様に頂いた貴重な経験を活かして、臨床と研究に携わり医学に貢献する医師を目標とし、研鑽を積んで参りたいと考えております。

<銅賞>医学科6年 松田 季子さん

テーマ:「新しい5項目のmodified frailty indexは膵頭十二指腸切除後の短期成績の予測因子となりうるか」
コメント:
この度は素晴らしい賞をいただき、大変光栄に存じます。本研究を行うにあたり、いつも丁寧かつ的確にご指導してくださいました遠藤格先生、秋山浩利先生、福岡宏倫先生をはじめとする消化器・腫瘍外科学教室の皆様に厚く御礼を申し上げます。今回の経験を活かし、医学の進歩に貢献する医師となれるようこれからも日々精進してまいりたいと思います。

看護学科 小児病棟ボランティアサークル ちちんぷいぷい

題目:「COVID-19の中で病気と闘う子どもときょうだいへの遊びの支援とサークル活動の活性化」
コメント:
この度はこのような賞をいただき、大変光栄に存じます。
コロナ禍で本来の形での活動はできなくなってしまいましたが、現在の活動に至る過程で子どもにとっての“遊び”とは何なのかを再考し、部としての成長だけでなく、部員それぞれの成長にもつながったと感じております。今後も“ちちんぷいぷい”という言葉に込められた意味のように、子どもたちの苦痛が少しでも和らいで笑顔になる瞬間が増えるような活動を行って参ります。最後に、多大なるご支援を頂いた附属病院の職員の皆様、小児看護学領域の先生方にこの場を借りて感謝と御礼を申し上げます。

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