医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
医学研究科看護学専攻
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小児看護学分野とは

 小児看護学は、子どもが健やかに育つための子どもと家族へのケアとその環境の創造を目的にしています。
 小児医療の進歩に伴い、生命を脅かされた疾患や状態の子どもが地域で生活できるようにもなりました。いかなる健康段階にあっても子どもは常に成長発達を続け「その子らしく」「自分らしく」生きることを求めます。
 横浜市立大学の小児看護学分野では、子どもの最善の利益をふまえ、子どもと家族が健康増進するための看護実践の追究・環境創造を目指し研究・教育に取り組んでいます。

博士前期課程(小児看護学分野)

< 特別研究コース >

子どもと家族の健康増進や発達に関する諸理論を学び、小児看護学におけるエビデンスを追求します。

< 課題研究コース(小児看護専門看護師—CNS38単位—)>

横浜市立大学附属2病院や、地域医療連携環境を活かし、高度医療から在宅までを包括して実践できる高度専門職者を育成します。
学部からの進学者、または特別研究コース進学者にもCNSへの道を切り開いています。

博士後期課程(小児看護学研究分野)

複雑多様化する子どもと家族のニーズや社会環境に対して、看護実践開発、システム構築、看護理論開発のできる看護学研究者を育成します。
また、高度看護実践専門職を教授出来る看護学教育者を育成するとともに、看護学の発展のために、その基礎として幅広く豊かな学識を養います。

修了生の研究テーマ

 「Perception of Caregivers on Adherence Behaviors to Treatment of Asthma in Early Childhood Children in the Dominican Republic.」
(ドミニカ共和国における乳幼児期にある子どもの喘息の療養行動のアドヒアランスに関する養育者の認識)
「小児がんの治療を受ける子どもの初回外泊における看護師の家族指導の視点」
「在宅重症心身障害児の意思に関する親の理解と共有」
「先天性心疾患をもつ子どもの母親の周術期における不安の実態と関連要因」
「学童後期にある小児慢性腎疾患の子どもの治療アドヒアランスの実態とその関連要因」
「小児がんを経験した子どもの長期フォローアップにおける看護師の援助」
「在宅移行初期における医療ニーズの高い子どもと母親に対する訪問看護師のコミュニケーションと把握内容」

2人目の小児看護専門看護師が誕生しました!

大学院生が海外でも研修を行っています!(オンラインで指導)

教員紹介(2025年4月時点)

 
教員 研究テーマ
佐藤 朝美
教授
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子どもとその家族の健康課題およびケアに関する研究
病気や障がいをもつ子どもの発達支援・在宅支援に関する研究
重症心身障害児のコミュニケーション支援開発に関する研究

連絡先

佐藤朝美 sato0515☆yokohama-cu.ac.jp
(☆マークを@に変更してください。)

看護学専攻博士前期課程