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医学研究科長挨拶

医学研究科長挨拶

田村 智彦 写真
医学研究科長 田村 智彦

現代の医学・医療は、先人たちの長年にわたる研究によって成り立っています。それでもなお、人間の命や心のメカニズムには不明な点が多く残されており、治すことのできない患者様がおられます。また高齢化など社会の変化に伴って新たな課題も生まれています。

横浜市立大学大学院医学研究科は、修士課程および博士課程において、高度な研究能力を持つ医師・看護師・研究職を養成することを使命としています。大学院生は教員の指導のもと、研究倫理を理解し、医学および看護学における新しい知見を導き出す研究手法を習得し、実践する力を培います。
長期履修制度では一定の条件のもと授業料の減免があり、医師や看護師などとして働きながら大学院の課程を履修することができます。看護学専攻には、専門看護師を目指す様々なコースが用意されている博士前期課程(修士号取得)に加え、平成30年度からは博士後期課程が設置されました。

医学研究科は大学院教育と同時に研究組織として、現在の医学・看護学が持つ課題や疑問の解決に挑戦し、学問を進歩させるとともに、横浜市や神奈川県をはじめとした地域社会から、わが国、さらにグローバルな視点で人類の健康増進に貢献できる成果を達成していく責務を持っています。
本学医学研究科ではゼロから1を生む基礎研究から橋渡し研究、そして応用・開発研究や臨床研究までをシームレスに行う体制を整えています。近年の研究技術の発展は目覚ましく、例えば全ての遺伝子やタンパク質などについての網羅的情報を得ることも可能です。得られた膨大なデータを数理統計学的に解析することで、生命現象や疾患のメカニズムを紐解けるようになってきました。本学においても、そのような理解に基づく新たな診断・治療法の開発が進んでいます。

「臨床は目の前の患者様のために、研究と教育は目に見えない患者様のために」とは本研究科のある教授の言葉です。先端医科学研究センター、次世代臨床研究センター、先進医療推進センターとも連携し、新たな医学・医療を切り開き、横浜市から世界に発信するべく教育・研究を進めてまいります。

(2018/4/12)

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