JSTさくらサイエンスプログラムによる国際交流活動
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンス プログラム」の支援を受け、IACSC 加盟大学を含む海外の大学から学生と教員を招へいし、国際交流を行って います。日本(横浜)の科学技術や文化を学び、体験する機会を通じて、各国の技術進歩に貢献できる人材を 育てることや、本学と IACSC 加盟大学等との連携や交流の機会を確保すること、友好関係を強化することを目 的としています。2015 年以降、主に公衆衛生とまちづくりの分野で交流を進めてきました。それぞれのテーマに関する本学 教員や外部講師による講義や、本学附属病院や関連施設の見学、横浜の都市計画・都市デザインを学ぶまちあ るき等を通じて、日本の最先端の技術や実践的取組みを学ぶ機会を提供しています。また本学からも学生が参 加し意見交換を行うことで、アジア諸国と日本の社会的・経済的状況の違いや、日本の技術の強みを知る一方で、 共通する課題があることも学び、その解決策を共に考える場になっています。また海外の学生・教員と英語を 使いコミュニケーションをとることは、本学学生にとって非常に有意義な機会となっています

年 | ユニット | 相手校 | テーマ |
2015 | まちづくり | ベトナム国家大学、マレーシア工科大学 | アジアにおける都市再生 |
2016 | 公衆衛生 | フィリピン大学マニラ校 | 高齢化と健康:高齢化社会と看護 |
2016 | まちづくり | クォパ工科大学 | 震災からの都市復興 |
2017 | 公衆衛生 | フィリピン大学マニラ校 | 健康と看護:日本・フィリピンにおける母子保健と看護の役割 |
2017 | まちづくり | クォパ工科大学 | 震災からの都市復興 |
2018 | まちづくり | タマサート大学 | 持続可能な社会を支える都市計画の技術と取組みを学ぶ |
2018 | 公衆衛生 | フィリピン大学マニラ校 | 災害医療と看護:日本・フィリピンにおける災害医療と看護の役割 |
2019 | まちづくり | 仁川大学校 | 少子高齢化・人口減少時代の都市計画技術と取組みを学ぶ |
2019 | 公衆衛生 | フィリピン大学マニラ校 | 感染対策と看護:日本・フィリピンにおける 感染対策と看護の役割 |
2020 | まちづくり | ハサヌディン大学 | 持続的な都市発展と良好な都市環境形成のための計画技術を学ぶ |
2020 | 公衆衛生 | フィリピン大学マニラ校 | 日本・フィリピンにおける医療安全管理と看護の役割 |
2021 |
公衆衛生 | ハサヌディン大学 | 高齢社会における摂食嚥下への医療支援 |
2022 | 公衆衛生 | ハサヌディン大学 | 高齢社会における筋骨格系疾患(ロコモティブシンドローム)予防への保健活動 |
2023 | まちづくり | タマサート大学 | 持続可能な都市発展のための良好な都市環境形成と社会の合意形成の技術を学ぶ |
2024 | 公衆衛生 | ハサヌディン大学 | 日本のpalliative careの現状と課題(胎生期から老年期まで) 活動レポートはこちらから |
2025 | 公衆衛生 | ハサヌディン大学 | インドネシアと日本の災害支援における交流-ICTを活用した被災地のメンタルヘルス支援- 活動レポートはこちらから |