YUSS (Yokohama Urban Solutions Study) プログラムについて
YUSSは、GCIが横浜市と連携し2016年より実施している海外大学院生の受入れプログラムです。アカデミックコンソーシアム加盟校や海外協定校等より、明確な研究テーマを持ち横浜市の都市政策を学びたい大学院生や若手研究者を約8週間受け入れ、講義だけでなく、横浜市水道局(道志村)、交通局、資源循環局等の部局や民間企業訪問などのフィールドトリップを行います。国際都市ヨコハマがこれまでに経験してきた都市開発やまちづくりのノウハウ、都市課題克服の過程を学ぶことで、帰国後も自国での研究活動に役立てています。
YUSS修了生が、横浜で学んだ成果を母国での学位論文に反映し、将来は母校での講師等として授業や研究活動に役立てることを狙いとしています。修了生は同窓会を開催したり、各国で開催されるSUDPの講師やファシリテーターを務めたりなど、その強固な修了生ネットワークは横浜市立大学にとっても貴重な財産となっています。
新型コロナウイルス感染症流行時は、プログラムをオンラインで実施してきました。その際のノウハウは報告書にまとめられています。流行が落ち着いてからも、蓄積したノウハウを活かして対面プログラム前後でオンライン講義やグループワークを実施し、ハイブリッド形式でより効果的にプログラムを運営しています。
過去の受入実績
2023 | ハサヌディン大学(1)、ベトナム国家大学(1)、マレーシア科学大(1) |
2022 | フィリピン大学マニラ校(2)、ベトナム国家大学(1)、マレーシア科学大学(1) |
2021 | ハサヌディン大学(2)、ベトナム国家大学(1)、フィリピン大学ロスバニョス校(1)、横浜市立大学留学生(1) |
2020 | コロナ禍により中止 |
2019 | フィリピン大学ロスバニョス校(1)、マレーシア科学大学(1) |
2018 | チェコ工科大学(1)、UBC(1)、フィリピン大学ロスバニョス校(1)、フィリピン大学マニラ校(2)、ベトナム国家大学(1) |
2017 | フィリピン大学ロスバニョス校(2)、フィリピン大学マニラ校(1)、ハサヌディン大学(2)、マレーシア科学大学(1) |
2016 | マレーシア科学大学(3)、ベトナム国家大学(3) |
過去の研究テーマ
〇都市交通インフラ整備と土地利用
〇都市部における洪水制御
〇土地利用と交通のための大気汚染管理メカニズム
〇食品ロスの削減策
〇河川流域管理と土地利用
〇生物多様性に配慮した都市政策
〇フェイスシールド着用が新型コロナウイルス感染症予防にもたらす効果
〇新型コロナウイルス感染症流行に伴う結核罹患者数の推移
〇都市部における洪水制御
〇土地利用と交通のための大気汚染管理メカニズム
〇食品ロスの削減策
〇河川流域管理と土地利用
〇生物多様性に配慮した都市政策
〇フェイスシールド着用が新型コロナウイルス感染症予防にもたらす効果
〇新型コロナウイルス感染症流行に伴う結核罹患者数の推移