キャンパスタウン金沢とは

横浜市立大学は、金沢区・関東学院大学と連携し、『大学の活力を生かしたまちづくり』に取り組んでいます。大学が二つあるという金沢区ならではの強みをいかし、大学と区が連携することで、両大学の知識や施設だけでなく、大学生の発想力や行動力を生かし活力ある個性豊かなまちを目指しています。
ボランティア支援室は、キャンパスタウン金沢における本学の事務局を担っています。
ボランティア支援室は、キャンパスタウン金沢における本学の事務局を担っています。
キャンパスタウン金沢サポート事業補助金について
キャンパスタウン金沢の事業の一つとして、両大学の学生が行う地域活動に補助金を交付する、「サポート事業補助金」があります。
学生が地域と連携して、地域の課題解決や魅力づくりのために取り組む活動を、支援しています。
学生が地域と連携して、地域の課題解決や魅力づくりのために取り組む活動を、支援しています。
●令和7年度採択団体・事業
団体名:角田隆一ゼミナール写真部
事業名:大学生による「金沢八景まち歩きカード」ワークショップ
横浜市立大学現代社会論ゼミ(角田隆一ゼミ)の教員・卒業生・在学生の有志メンバーが、社会学と写真表現実践を独自に連関させたフォト・プロジェクトに取り組んでいます。2023年度からはとくにキャンパスタウンとしての「金沢八景」のイメージを有意義なものに再構築するためのプロジェクトを重点的に進めています。
ここ3年間の研究活動の成果を発展的に展開させるために、2025年度は大学生が中心に制作した写真の「金沢八景まち歩きカード」を活用したワークショップを本格的に進めています。このカードは、大学生が地域と連携したリサーチを積み重ねて見出したまちの新しい魅力を具現化したものです。ワークショップには横浜市立大学と関東学院大学の両大学生が参加し、キャンパスタウンとしての「金沢八景」を新しい視点から経験する機会を生み出します。
角田隆一ゼミナール写真部 X
角田隆一ゼミナール写真部 Instagram


団体名:三輪律江研究室
事業名:みんなでまち保育プロジェクト
私たちは、まちをつくっている要素の中でも「コミュニティ・居場所」に着目し、コミュニティや居場所をつくることで市民レベルでのまちを変えていく「市民まちづくり」について、プロジェクトへの参加を通して学習しています。
今回、キャンパスタウン補助金の交付を受けながら、「金沢シーサイドタウンエリア」と「六浦小学校エリア」において計4つのチームで活動しています。
・金沢シーサイドタウンエリア
①子育て支援のアウトリーチ「ぱあくるin並木」チーム
②小中高生の居場所づくり「あすなみ」チーム
・六浦小学校エリア
①胎児期からのまち保育チーム
②インクルーシブ視点のまち保育チーム
これらの活動では、まちにある資源を活用し出会いをつなげることで関係性を広げていくこと、子どもに場や機会を開き身近な地域社会と一体となってまちで子どもが育っていく土壌づくりをする「まち保育」の考え方の下、子どもたちと地域をつなげることを目標として活動しています。
団体名:いのちの授業グループ
事業名:いのちの授業
「いのちの授業」は、横浜市立大学医学部看護学科の学生が中心となって活動しているボランティア団体です。子どもたちに“いのち”の大切さや、自分や他者を大切にする心を育んでもらうことを目的に、小学校へ年に4回出張授業を行っています。講義では命の始まりや身体の仕組み、赤ちゃんの誕生と成長、性の権利などの内容を教えています。また赤ちゃんのおむつ交換・抱っこ体験、妊婦体験、聴診器体験を体験型プログラムとして導入しており、楽しく・わかりやすく伝えることを大切にしています。授業づくりから当日の進行まで、学生自身が企画・運営を行っており、子どもたちとの関わりを通して、私たち自身も学びを深めています。「いのちってすごいね!」という感動を一緒に共有できる、温かい活動を目指しています。


横浜市立大学ボランティア支援室
045-787-2444(受付時間:平日10:00~17:00(原則))