当院では2種類のプログラムをご用意しています。どちらのプログラムを選択しても、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)と生涯にわたり自己を研鑽できるような能力を身に付けることができます。
患者の立場や意志を尊重し、患者の安全を第一に考え、その時代において最良の医療が行えるよう、プライマリ・ケアの習熟に加えて高度先進医療の現状と限界、さらに倫理や安全についても現場を通して学べるようなプログラムを提供します。
市大附属市民総合医療センター(センター病院)と市大附属病院及び協力病院とのたすきがけ(1年ずつ研修)による研修を実施します。
1年目 | 2年目 | |
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コースCⅠ |
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コースCⅡ |
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コースCⅢ |
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内科:24週 | 救急部門:12週 | その他必修科:各4週 | |
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1年目 | 内科系診療科 (2〜4診療科を選択) |
センター病院(8週) +附属病院(4週) |
外科、小児科、産婦人科、精神科 |
選択科:40〜48週 | 地域医療:4〜12週 | |
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2年目 | 研修診療科より自由選択 (必要に応じて必修科) |
地域医療研修(1〜2施設を選択) |
周産期医療と小児科に興味を持つ研修医に対し、母体・胎児・新生児医療を包括一体化して学べる総合周産期母子医療センターと、小児疾患全般を広く学べる小児総合医療センターで重点的に研修し、専門医研修につなげることを目的としています。
研修1年目の最初に、総合周産期母子医療センターと小児総合医療センターにおいて、分娩、新生児管理はもちろんのこと、母体救急、母体合併症管理、産科(外科的)処置・手術、新生児救急、新生児蘇生・呼吸管理など周産期医療に限らず医師としての基本的な実力が身につく研修を行うとともに、小児の急性疾患を中心に幅広く小児疾患全般を研修することができます。
また、指導医が2年間バックアップし、スムーズに3年目以降の専門医研修につなげることを目標としています。
内科:24週 | 救急部門:12週 | 小児科、産婦人科:各12週 | その他必修科:各4週 | |
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1年目 | 内科系診療科 (2〜4診療科を選択) |
センター病院(8週) +附属病院(4週) |
小児科、産婦人科 (※2025年度より各12週必修) |
外科、精神科 |
必修科:16週 | 選択科:24〜32週 | 地域医療:4〜12週 | |
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2年目 | 1年目で取り切れなかった必修科を研修 | 研修診療科より自由選択 | 地域医療研修(1〜2施設を選択) |
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