教員一覧
本研究所は、遺伝資源科学、植物ゲノム科学、植物応用ゲノム科学、植物エピゲノム科学の4部門の研究体制のもと、6000系統のコムギ、800系統のトウガラシの遺伝資源を有効に活用する研究、これらのリソースを分子の言葉でゲノム情報に置き換える研究、ゲノム情報をもとに現象を解明し、実社会等で役立てる研究と教育を行っています。
本研究所の教員は、横浜市立大学国際総合科学部(理学系)および横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科の専任教員を兼ねており、学部生および大学院博士前期・後期課程の学生の教育に携わっています。
本研究所の教員は、横浜市立大学国際総合科学部(理学系)および横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科の専任教員を兼ねており、学部生および大学院博士前期・後期課程の学生の教育に携わっています。
学部
研究科(大学院)
研究部門
植物遺伝資源科学部門
植物遺伝資源科学部門では、コムギ、オオムギ、トウガラシを用いた研究を行っています。
コムギの遺伝資源を収集・保存・活用し、これらの遺伝資源から、環境ストレス耐性、病原菌抵抗性、多収性、有用代謝産物生産等をしめす系統を選抜し、育種母本として活用するほか、選抜した系統を交雑し、QTL解析による形質を支配する染色体領域の推定、また、遺伝資源として収集したトウガラシも有効活用します。
コムギの遺伝資源を収集・保存・活用し、これらの遺伝資源から、環境ストレス耐性、病原菌抵抗性、多収性、有用代謝産物生産等をしめす系統を選抜し、育種母本として活用するほか、選抜した系統を交雑し、QTL解析による形質を支配する染色体領域の推定、また、遺伝資源として収集したトウガラシも有効活用します。
植物ゲノム科学部門
植物ゲノム科学部門では、コムギにおける機能ゲノム科学の基盤整備を行い、コムギの種子形成過程におけるゲノミクス研究、ストレス応答遺伝子の発現プロファイルの研究から操作する遺伝子ネットワークを予測します。不良環境に強いコムギやおいしくて健康によい小麦粉ができるコムギの育成に取り組んでいます。
植物応用ゲノム科学部門
植物応用ゲノム科学部門では、モデル植物のシロイヌナズナやイネなどを使い、植物ホルモンの生合成や阻害剤開発、環境応答機構や成長制御機構などの研究を行っています。
その結果を基に高機能性物質を含み健康増進、生活習慣病を予防するパンやうどんを作ることを目指し
その結果を基に高機能性物質を含み健康増進、生活習慣病を予防するパンやうどんを作ることを目指し
植物エピゲノム科学部門
植物エピゲノム科学部門では、シロイヌナズナや穀類の生殖過程をモデルとして、エピジェネティック制御機構を明らかにすることを目標としています。具体的には、DNAメチル化の情報がどのように書き換えられるのか、オス・メスゲノムのせめぎ合いがどのようにおきるのかを研究しています。これらの研究から得られる知見を有効活用し、より良い作物を作るための応用研究にも積極的に取り組んでいます。
連携大学院
横浜市立大学では、理化学研究所と協定等を結び、理化学研究所の研究者が本学客員教授等として、大学院生へ研究指導を行うなど、大学と研究所の研究交流の促進を図っています。
植物合成ゲノム科学部門(連携大学院・理化学研究所)
植物ゲノム発現制御システム科学部門(連携大学院・理化学研究所)
植物機能ゲノム科学部門(連携大学院・理化学研究所)
植物ゲノム情報科学部門(連携大学院・理化学研究所)
植物分子育種科学部門(連携大学院・農業・食品産業技術総合研究機構)
客員教員
木原生物学研究所では、最先端の研究を行うために、多様な研究者の方々が本学の客員教員として携わっています。