国際マネジメント研究科国際マネジメント研究科
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SIMBA: Social Innovation MBA

プログラム概要

医療・健康、社会福祉、公共サービス領域の社会人のための MBA/M.A. in Economics

ー経営学と経済学をもとに、データに基づく経営管理と研究手法を学び、現場力と研究力を身につけるー

SIMBA(ソーシャル・イノベーションMBA)は、医療・健康、社会福祉、公共サービス領域の社会人のためのMBA/M.A. in Economicsプログラムです。MBAは経営学修士、M.A. in Economicsは経済学修士を指します。SIMBAでは、研究テーマなどに合わせて、経営学修士と経済学修士のいずれかを取得することができます。
国際マネジメント研究科の考えるソーシャル・イノベーションとは、社会科学の知識やスキルを駆使して、現実の問題構造を揺さぶり、より良い方向に変えていくことです。
本プログラムでは、上記の領域に深く関わる科目を通じて、経営学、経済学の理論や実践、データ分析手法を学びます。そして、各自の問題意識にもとづく研究活動と論文執筆を通じて、社会課題解決に寄与する研究力と現場力を培います。

場  所
オンライン または みなとみらいサテライトキャンパス
授与学位
横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科博士前期課程修士(経営学)/(経済学)
修了要件
❶ 原則として2年以上在学 ❷ 30単位以上を習得 ❸ 修士論文を提出し、審査に在学中に合格すること。

SIMBAニュース

教育・研究の特色

  1. 社会課題と経営学、経済学の融合
    社会課題の特徴を踏まえて、経営学、経済学との融合を目指した指導や研究を行います。
  2. データ分析力の向上
    充実した講義や実習を通じて、データ分析力を高めます。
  3. 一人一人に合わせた細やかな指導
    1人の院生に対し、主査の教員1名、副査の教員2~3名が付き、一人一人に合わせた細やかな指導を実施します。
  4. 仕事と両立しやすい柔軟な受講形態
    普段の講義はオンラインで仕事終わりでも参加しやすく、年に数回は対面でのディスカッションで議論を深めます。

YCU医療経営・政策プログラムとの連携


YCU医療経営・政策プログラム(旧:病院経営プログラム)は、本学が開講している履修証明プログラム大学院コース(1年コース)です。このプログラムでは、SIMBAの一部の科目を履修することができ、SIMBA進学後は習得済み単位として認定されます。

スケジュール


※一部の科目は受講時期の調整が可能です。

研究活動

・ワクチン接種率向上へのナッジ、ソーシャル・マーケティングの活用
・施設における将来需要・供給の推計と経営戦略の構築
・データに基づく政策立案と評価
・病院における組織変革リーダーシップ 

修了者の声

高橋 正徳さん

ご所属(入学時):
  • 横須賀共済病院 医事課
病院職員として医療経営に興味を持ったことから始まり、YCU病院経営プログラム(現:医療経営・政策プログラム)に続きSIMBAに進学しました。
SIMBAでは知的好奇心を満たすだけでなく、仲間や先生方に恵まれたことで日々刺激に溢れ、学ぶことの楽しさやありがたみを感じていました。
物事の真相や価値、あり方を多岐にわたる視点から分解し、データを使って証明していく事や、それぞれのストーリーや文脈から理論化するといった幾つもの研究方法を学びました。修論は手強い壁となりましたが、仲間と助け合い乗り越えることができました。

自分と向き合う良い期間だったとも思います。現在は、課題への対応力や職務への深度、探究力だけでなく、より広い視野で業務を進めることができています。

小杉 三弥子さん

ご所属(入学時):
  • 横浜市立大学附属市民総合医療センター薬剤部
    副薬剤部長
病院薬剤師として働くうえで、薬材料費率、医薬品費用の縮減などの経営的課題に直面してきました。近年は医薬品費の高騰で単なる医薬品費の削減は困難となっており、病院全体を多角的に捉える経営の視点を身につけたいと考え、SIMBAに入学しました。

研究にあたり、多様なバックグラウンドを持つ同期や指導教官の先生方との議論を通じて、自分の視点だけでは見えなかった課題や可能性にも気付くことができました。現場のリアルな課題と経営的視点を橋渡しできるようになったのは、SIMBAでの学びがあったからこそです。

忙しい日々の中で挑戦した2年間でしたが、キャリアの節目として最も大きな財産となりました。

田野島 玲大さん

ご所属(入学時):
  • 横浜市立大学 大学院 データサイエンス研究科 
    ヘルスデータサイエンス専攻 准教授
  • 附属病院 次世代臨床研究センター 副センター長
    教育研修室 室長
私は現職で管理職として勤務するにあたり、マネジメントに関する課題を感じ、 YCU病院経営プログラム(現:医療経営・政策プログラム)を経て、SIMBAへ入学しました。SIMBAでは経営学の基本と、特徴である医療機関におけるマネジメントを包括的に学ぶことができました。

修論では臨床研究支援組織の職員のエンゲイジメントに関する質的研究を行いました。質的研究の経験は初めてで戸惑いながらも、先生方のご指導のもと完遂することができました。マネジメントに関する考えが根本的に変わりました。上記研究は今後も継続し、現場に応用します。
先生方をはじめ様々な分野の方々との繋がりは大きな財産です。

マネジメントに悩む方、分野横断的な学びをしたい方には絶対オススメです!

高木 俊介さん

ご所属(入学時):
  • 横浜市立大学附属病院 集中治療部 部長
  • 株式会社 CROSS SYNC 代表取締役 医師
救急・集中治療医として15年ほど臨床に携わる中で、テクノロジーによる医療現場の課題解決を目指し起業しました。会社経営や遠隔ICUの社会実装に取り組む際、現場の運用改善を単なる「経験」ではなく「医療経営という観点での事業の理解」や「データによる客観的エビデンスに基づいた行動変容の必要性」を痛感し、SIMBAへの入学を決めました。

在学中は、多忙な経営・臨床の傍ら、統計手法、組織論、意思決定論など体系的に学んだことが大きな財産となりました。特に修士論文で取り組んだ「現場の看護師の行動変容に繋がるデータ取得とフレームワークの構築」は、現在の事業の核となる新規のシステムの導入における現場運用定着に直結しています。科学的視点と経営視点を融合させたい方に、最高の環境だと確信しています。

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