先端医科学研究センター先端医科学研究センター
search

厚生労働科学研究委託事業「難治性疾患等実用化研究事業」の研究拠点に選ばれました!

2014.06.14
  • TOPICS
  • 研究

厚生労働科学研究委託事業「難治性疾患等実用化研究事業」の研究拠点に選ばれました!

難病の克服に向けた遺伝子解析研究をさらに推進します!

横浜市立大学では、遺伝子解析研究において世界的なレベルで先端ゲノム研究を推進し、これまでに数多くの実績をあげています。基本的なプラットフォームとして、橋渡し研究の推進を目的とした先端医科学研究センターを整備し、次世代シーケンサーを中心とした国内有数のゲノム解析機器を用いて、ヒト遺伝子情報に基づいた革新的な診断法や治療法を開発する研究拠点を目指しています。
平成23年度には、全国に5班ある「次世代遺伝子解析装置を用いた難病の原因究明、治療法開発プロジェクト」の研究拠点の1つに選ばれ、遺伝性の「難治性てんかん性脳症」「コフィン・サイリス症候群」「SENDA」「ネマリンミオパチー」「遺伝性骨系統疾患」などの原因となる遺伝子を発見しました。
今回、厚生労働科学研究委託事業「難治性疾患等実用化研究事業」に提案課題が採択されたことを受け、希少難病の病態解明と治療法開発を目標として、さらに研究を推進していきます。

提案課題「遺伝性難治疾患の網羅的遺伝子解析拠点研究」

研究体制

代表機関公立大学法人横浜市立大学
研究代表者松本 直通(横浜市立大学学術院医学群 遺伝学 教授)

実施予定期間

平成26年度~平成28年度(予定)

<参考>平成26年度 厚生労働科学研究委託事業「難治性疾患等実用化研究事業」について

・本研究事業は、「希少性」、「原因不明」、「効果的な治療方法未確立」、「生活面への長期にわたる支障をきたす」の4要素を満たす希少難治性疾患を対象として、病因・病態の解明、画期的な診断・治療・予防法の開発を推進することで、希少難治性疾患の克服を目指すことを目的とする。
・研究期間:1年
※複数年の研究期間が必要となる場合には、研究期間が複数年の研究計画書を作成し、提出することができる。(評価の対象となる研究期間は原則3年まで)
・新規採択予定課題数:3~5件
  • このエントリーをはてなブックマークに追加