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2次試験直前! 先輩に聞くYCUの入試対策

センター試験が終わり、2次試験へのカウントダウンが始まりました。 この時期、1日をどのように過ごしていたの? 学部の入試に向けてどんな対策を行っていたの? 国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部の先輩たちに聞きました!

左から、

福田ふくだ 咲子 さきこ さん :国際総合科学部 理学系 1年(Thomas Haney Secondary School [カナダ] 卒)

小林こばやし 義幸 よしゆき さん :データサイエンス学部 データサイエンス学科 1年(千葉県立 千葉南高等学校 卒)

加藤かとう 奈那華 ななか さん :国際総合科学部 国際教養学系 1年(神奈川県私立 日本大学藤沢高等学校 卒)

及川おいかわ 克久 かつひさ さん :国際総合科学部 経営科学系 1年(神奈川県私立 三浦学苑高等学校 卒)

設楽したら 優季 ゆうき さん :国際総合科学部 国際都市学系 1年(東京都立 清瀬高等学校 卒)

※学生の所属は、現行の学部・学系となっています。

入試に向けて、どのような時間の使い方をしていた?

加藤(教養) 塾には通わず、自宅での勉強が中心でした。自分の部屋がなかったので、英語の過去問など集中力が必要な問題は図書館で勉強し、時間を計りながら繰り返し解きました。自宅では勉強する時間を決め、終了時刻になったら好きなアーティストの曲がかかるようタイマーをセット! 頑張ったご褒美として、好きな音楽を聴けるよう工夫していました。

設楽(都市) 塾には行かず、基本自宅で勉強しました。夕方の時間帯は、休憩がてら洗濯物をとりこむなど(笑)、家事をすることで気持ちを切り替えていました。また、規則正しい生活サイクルを保つため、勉強が予定通り終わらなくても24時には必ず寝るようにしていましたね。スマホは勉強机から遠い場所に置くなど、なるべく勉強に集中できる環境を整えることを意識していました。

及川(商) センター試験が終わると、2次試験に向けて勉強科目がガクンと減って、集中力が途切れてしまいます。そんな時はあえて、すでに私立大学に合格して進路が決まっている友達と会い、ストレス発散しました。勉強から解き放たれた友達と遊ぶことで、完全に受験モードをオフにし、その後気分を切り替えてまた勉強! 集中力が必要な演習問題などは学校や図書館で勉強し、家では英単語のチェックなど軽くできる内容にして、メリハリを大切にしていました。

福田(理) YCUには帰国生入試で合格しましたが、一般入試も視野に入れていたので必要な科目はすべて勉強していました。朝4時に起きて、朝食の前に計算問題。朝食、昼食、夕食以外の時間はほとんど勉強で、人生でいちばん勉強しました。夕方のジョギングが日課でしたが、片耳にイヤホンをさして英単語を聞きながら走っていました。その時間で結構覚えられたような気がしますね(笑)。

小林(DS) 規則正しい生活を心がけ、午前、午後、夜と数学の問題集と向き合い、答え合わせ、解法暗記を繰り返しました。深夜のバラエティ番組などを録画しておき、昼食の時にその番組を見て完全に勉強から離れる時間も意識してつくるようにしていました。勉強の合間の時間は、有名なユーチューバーさんの面白い動画を見るのも楽しみでしたね(笑)。

所属学部の入試で気をつけていたことは?

加藤(教養) 2次試験の科目は英語と小論文。英語は、過去問を中心に長文の問題を何度も解き、よりよい解答に近づけるよう意識しました。回数をこなすうち、設問とは直接関係のない部分の単語や、文章全体の背景なども読み取れるようになり、力がついたと思います。ただ、何度も解きすぎると答えを覚えてしまうので(笑)、そこは注意しました。

設楽(都市) 同じく2次試験は英語と小論文で、英語は長文読解が難しくても、わかる単語があったらそこから推測してなんとか解答欄を埋めるようにしました。何か書いておけば、自分で答え合わせをする時に「どれくらいわかっていないか」が客観的にわかるものです。それを確かめながら一つひとつ課題を解決していきました。自宅学習では教えてくれる人がいませんでしたが(笑)、なんとか頑張りました!

及川(商) 経営科学系の2次試験の英語は、センター試験で8割以上とれていれば、それまでと同じペースの勉強でOKだと思います。基本的にはモチベーションを保ちながら、長文読解などを繰り返し行いました。小論文は高校の先生に見てもらい、その都度アドバイスをいただきました。もともと文章を書くことは得意だったので、小論文の勉強はあまり苦になりませんでしたね。

福田(理) 帰国生入試の過去問をアドミッションセンターで8年分くらい見せてもらい、出題の傾向を分析し、よく出る分野の勉強に重点を置きました。数学では解答用紙の余白で筆算をして他の問題のものとごっちゃになって答えが間違ってしまうなど、ケアレスミスもあったので「なぜそうなったのか」「どうすれば防げるのか」をじっくり考え、一問一問を丁寧に解くよう心がけました。

小林(DS) データサイエンス学部は、とにかく数学が勝負です。数学の参考書や問題集を10冊以上用意し、全分野くまなく網羅することを心がけました。「整数」や「確率」は、しっかり対策を練っておかないと点がとれないので、分野ごとに注意深く勉強しました。本番では素数の証明問題が出たのですが、「整数」でしっかり勉強したかいがあり、手応えばっちりでした!

つらかった時期、どのように乗り越えた?

加藤(教養) YCUが第一志望だったので私立大学はあまり受験しませんでした。私大の受験についてはきちんと考えた上での判断だったので、その判断を間違えたとは感じませんでしたが、精神面で少し裏目に出てしまい、「これでYCUに合格できなかったらどうしよう」と不安でいっぱいでした。それでも、自分がYCUに通う姿を想像し、「絶対実現するぞ!」と気持ちを奮い立たせることで不安を乗り越えていました。壁にぶつかった時は、合格した後の自分を思い描くとよいと思います。

設楽(都市) 世界史が苦手だったので、センター試験までとてもつらかったです。頑張って勉強した割には点数が伸びず、今まで得点源だった英語の点数も直前で下がってしまい、焦りました。でも、先生からの「世界史は最後まで点数が伸びる科目なので頑張りなさい」という言葉を信じ、毎日の暗記事項の数を減らして確実に覚えていく作戦に。本番は大成功とまではいきませんでしたが、足を引っ張られずにすみました。

及川(商) 高2の3月くらいまでは薬学部をめざしていたのですが、数学が好きでなかったこともあり、悩んだ末に文系に変更。日本史の勉強は高3でゼロからのスタートでした。私立文系の友達にどんどん差をつけられ、心が折れそうになったのですが、倫理の勉強を通して「周りと比べることはやめよう、自分のペースで行こう!」と思考をチェンジ。平常心で勉強できるようになりました。

福田(理) 夏の終わり頃、勉強に疲れてしまった時期が数週間ありました。帰国生は、塾や予備校に行かないと相談できるところがなく、私は自宅で勉強していたため一人で抱え込んでしまっていました。そこで、思い切って勉強を休むことに。朝8時に家を出て、行き先を決めずにぶらぶら散歩。自宅が横浜市金沢区なのですが、山下公園のほうまで1日で4万9,000歩も歩きました(笑)。それを2日くらい続けたら、「また勉強しよう」という気持ちになれたんです。休むことも勉強するのと同じくらい大切だと思います。

小林(DS) 2018年度から新設の学部なので過去問が無く不安でしたが、それは他の受験生も同じ。数学の総合問題は、塾の先生に相談しながらYCUのWebサイトに掲載されていたサンプル問題を分析し、形式が似ている他大学の問題を集めて解いていました。数学ばかり勉強していると頭がパンクして、問題集を開きたくなくなることも(笑)。そんな時は、音楽を聴いたりYouTubeを見たりして完全にリラックスするようにしました。

受験生に向けてメッセージをお願いします!

加藤(教養) センター試験が終わると、学校の先生や周りの人から「2次試験まで気を抜くな」と言われますが、まずは5教科やりきった自分を褒めてください。その上でラストスパートをかけることをお勧めします。私は文系にもかかわらず、国語が苦手でした。苦手教科は朝一番で頭がスッキリしている時に取り組み、その後好きな科目の時間にあてるなど、メリハリも必要だと思います!

設楽(都市) 英語の先生から言われた「コツコツは、勝つコツだ」という言葉が今でも心に残っています。苦手科目があっても最後まであきらめず、コツコツ勉強することが大事だと思います! 塾ばかりでなく、学校の授業やテストも大切にし、夏期講習などにも積極的に参加しましょう! 試験当日も、テストが始まるギリギリまで、単語チェックをするなど“コツコツ”を続けましょう!

及川(商) 苦手科目があると「効率のよい勉強法」などの情報を調べたくなるものですが、調べている時間がもったいないと思います。まずは、自分でがむしゃらにやってみる! すると、次にどんなことをするべきか、自然と見えてくるはずです。受験勉強中は志望校や学部について悩むことも多いと思いますが、最終的に自分で決めたことであれば、あとで後悔することはありません。自分が決めた道をつき進んでください!

福田(理) YCUの受験が終わり、正直「ダメかな…」と半分あきらめていたのですが、ナント合格!一方、手応えのあった他の大学は不合格でした。受験は、最後まで何が起こるかわかりません。たとえ苦手科目があったとしても、最後まであきらめずに努力を続ければ、合格できる可能性はあると思います。残りあと少し。後悔のないよう、全力を尽くしてください!

小林(DS) センター試験後の1カ月は、長いようで短いです。数学は解法暗記が肝の“暗記科目”だと思います。いろいろな問題を解き、できなかった問題はどのように解くのかを一つひとつ、繰り返し覚えていきましょう! ずっと勉強していると、飽きてきて煮詰まる時が絶対くると思いますが、そんな時こそしっかり休んで、気持ちを切り替えてください!

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(2019/01/22)

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