特別公募制
学校推薦型選抜(医学科)
2024/4/18:2025年度募集の内容に更新しました。
2024/9/12:2025年度の募集要項を公表しました。
高等学校・中等教育学校在籍者の中から、特別に推薦された者を対象とし、書類審査、多面的な面接および大学入学共通テストの成績により、人物・学業成績ともに優秀な者を選抜します。
募集人員
学部 | 学科 | 選抜区分 | 募集人員(募集枠内訳) |
---|---|---|---|
医学部 | 医学科 | 県内高校 | 13名(地域医療枠10、神奈川県指定診療科枠3) |
県外高校 | 8名(地域医療枠6、神奈川県指定診療科枠2) |
募集枠の選択について
以下の2つのいずれかを選択します。
【選択1】神奈川県指定診療科枠を第1志望とし、地域医療枠を第2志望とする。
【選択2】神奈川県指定診療科枠を希望せず、地域医療枠のみを志望する。
ただし【選択1】を選ぶことができる者は、県内高校区分の者、または県外高校区分で神奈川県内に1年以上居住歴のある者に限定されます。
※受験者は選抜区分(県内高校・県外高校)ごとに評価され、順位づけられます。
第1次選考と第2選考では、【選択1・2】の別に関わらず合否が決まります。
第3次(最終)選考では、順位が上位の者から【選択1・2】の別に応じて合格者を決定します。
例1)県外高校区分で【選択1】の者が1~2位になった場合は、神奈川県指定診療科枠での合格となります。3~8位の場合は、上位者の選択により神奈川県指定診療科枠または地域医療枠での合格となります。9位以下の場合は不合格の可能性が高いものの、上位者の選択状況(1~8位に【選択1】の者が1名しかいない場合など)によっては神奈川県指定診療科枠で合格する可能性もあります。
例2)県外高校区分で【選択2】の者が6位以上になった場合は、地域医療枠で合格となります。7~8位の場合、上位の者が全員【選択2】であれば不合格となり、【選択1】の者が上位に1人でもいれば7位でも、2人いれば8位でも地域医療枠で合格します。
地域医療枠・神奈川県指定診療科枠について
医学部医学科の入学定員93名は、一般枠60名、地域医療枠25名、神奈川県指定診療科枠8名の募集枠からなり、特別公募制学校推薦型選抜の募集人員は地域医療枠および指定診療枠の中に含まれます。
卒業後は神奈川県が作成し、本人が選択するキャリア形成プログラムに沿って従事します。
6年間 | 2年間 | 7年間 |
---|---|---|
医学科教育 | 県内の基幹型臨床研修病院が作成するプログラムに基づく初期臨床研修 | 7年間、選択したキャリア形成プログラムに沿い、本学附属病院をはじめ、神奈川県内の医療機関において診療業務(地域医療を実践する)に従事 ※1 専門医研修を行うことも可能 ※2 留学や大学院進学等の一時中断についても神奈川県と協議可能 |
▼在学中から卒業後研修プログラムのモデルケース/流れ(神奈川県指定診療科枠)
卒業後は神奈川県が作成し、本人が選択するキャリア形成プログラムに沿って従事します。
6年間 | 2年間 | 7年間 |
---|---|---|
医学科教育 ※神奈川県より修学資金を貸与 |
県内の基幹型臨床研修病院が作成するプログラムに基づく初期臨床研修 | 7年間、選択したキャリア形成プログラムに沿い、本学附属病院をはじめ、神奈川県内の医療機関において指定した診療科で診療に携わった場合(地域医療を実践している場合)、修学資金の返還義務は免除 ※1 産科、小児科、麻酔科、外科、内科、救急科、脳神経外科及び総合診療の8診療科の中から選択 ※2 専門医研修を行うことも可能 ※3 留学や大学院進学等の一時中断についても神奈川県と協議可能 |
日程
出願期間【郵送必着】 | 2024年11月1日(金)~11月6日(水) |
---|---|
第1次選考合格発表日 | 2024年11月19日(火) |
第2次選考日 | 2024年12月7日(土) |
第2次選考合格発表日 | 2024年12月17日(火) |
第3次選考 | 大学入学共通テスト |
合格発表日 | 2025年2月12日(水) |
入学手続日 | 2025年2月19日(水) |
求める学生像
人間性豊かで、基礎・臨床・社会医学への熱意やリサーチマインドを持ち、医療や研究に従事する者として、生涯にわたる向上心を備え、神奈川県の医学・医療の発展に貢献するとともに、グローバルな視野からリーダーシップを発揮する意欲のある者
出願資格・要件
次に掲げる基準をいずれも満たす者で、学校長が推薦する者
(1校につき、【選択1】の者1名、【選択2】の者1名の計2名まで推薦可)
① <県内高校区分> 神奈川県内の高等学校(中等教育学校含む)
<県外高校区分> 神奈川県外の高等学校(中等教育学校・文部科学大臣認定在外教育施設含む)を、
2025(令和7)年3月卒業見込みの者(標準的な卒業期日が3月でない学校の場合は、その直前の期日に卒業の者)
② 本学への入学を強く希望し、合格した場合は入学することを確約できる者
③ 全体の評定平均値が4.3以上の者
④ 数学Ⅲに加え、「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」のうち2つの科目群を修得または修得見込みの者
⑤ 下記に定める資格のいずれかのスコア・級を有し、公式な成績証明書を提出できる者
(2022年4月以降に受検した英語資格に限ります。TOEFL-ITP、TOEIC-IPは認められません)
TOEFL-iBT 61以上、TOEIC(L&R) 600以上、英検準1級以上、
GTEC(検定版・CBT)1140以上、またはIELTS(Academic Module)5.0以上
選考方法
【第1次選考】
英語資格の得点(概要)は以下の通りで、複数の資格を提出した場合は、高得点のものを採用します。TOEFL、TOEIC、GTEC については、中間点を0.1点きざみで評価します。
得点 | TOEFL-iBT | TOEIC (L&R) |
GTEC (4技能版・CBT) |
英検 | IELTS |
---|---|---|---|---|---|
5.0 | 90 | 900 | 1380 | 1級 | 6.5 |
4.5 | 80 | 800 | 1330 | 6.0 | |
4.0 | 76 | 700 | 1280 | 準1級 | 5.5 |
3.0 | 61 | 600 | 1140 | 5.0 |
【第2次選考】
MMI(Multiple Mini Interview ※)の手法を取り入れた面接審査により、多面的に資質を評価します。<配点1,000点>
※ 1回の面接ではなく、受験者が評価項目別の面接室を巡り、各々独立した短めの面接を複数回行って多面的に評価する面接手法。この選抜では、各受験者に対して5つ程度の面接室を設けます。
第2次選考を受験した者は第3次選考に進むことを基本としますが、評価が一定の水準以下の場合には不合格となることがあります。
【第3次選考】
教科 | 科目 | 教科 科目数 |
配点 | |
---|---|---|---|---|
国語 | 『国語』(古文・漢文含む)(必須) | 1 | 6教科 8科目 |
200 |
地歴 公民 |
『歴史総合、日本史探究』『歴史総合、世界史探究』『地理総合、地理探究』 『公共、倫理』『公共、政治・経済』 『地理総合/歴史総合/公共』から1科目選択 |
1 | 50 | |
数学 | 『数学Ⅰ、数学A』と『数学Ⅱ、数学B、数学C』の2科目(必須) | 2 | 200 | |
理科 | 『物理』『化学』『生物』から2科目 | 2 | 200 | |
情報 | 『情報Ⅰ』(必須) | 1 | 50 | |
外国語 | 『英語』(リスニングを含む)(必須) | 1 | 300 | |
合計 | 1,000 |
●地歴・公民で2科目受験した場合は第1解答科目の成績を採用します。
●『英語』でリスニングテストを受けなかった場合、または受験すべき教科・科目を受験していない場合は、失格となりますので注意してください。
●地歴公民と情報の換算方法: 100点満点×0.5 = 50点
●外国語(英語)の換算方法: リーディング(100点)×2.4 + リスニング(100点)×0.6 = 300点
旧教育課程履修者への経過措置
旧教育課程履修者等(別表3)で希望する者は、地歴公民、数学および情報に関して、旧教育課程により出題される科目(別表2)を選択することができます。ただし『旧世界史A』『旧日本史A』『旧地理A』『旧数学Ⅰ』『旧数学Ⅱ』『旧簿記・会計』『旧情報関係基礎』は対象外です。
募集要項(願書)・英語資格へのリンク
募集要項(願書)
※出願に際しては冊子体を入手してください。
参考リンク(オンライン実施した説明会のアーカイブなど)