YCU 横浜市立大学
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2日目/8月20日(水)

第6回 サイエンス・サマープログラム 2日目 講義風景(1)

Opening Remarks

木寺詔紀教授(生命医科学研究科教授・生命医科学専攻長)及びJ.R.H.テイム教授(同研究科教授・本プログラムコーディネーター)による開講の挨拶後、参加学生による自己紹介が行われました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 2日目 講義風景(2)
多様に異なるバックグラウンドを持つ学生が集まりましたが、どの学生も、横浜、そして日本で楽しい時間を過ごしていることにわくわくしている様子でした。開講式後、X線結晶構造解析やNMR分光装置などの施設を見学し、昼食を挟んで、いよいよ講義開始となりました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 2日目 講義風景(3)

Lecture 1:Nature’s Amazing Robots!

テイム教授はタンパク質の基本構造について話した後、タンパク質の科学にかかわるこれまでの歴史について話しました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 2日目 講義風景(4)
今では遺伝子工学の技術を用い、非常に簡単に全種類のタンパク質を生成し、私たちが望むものもデザインすることさえできます。また、私たち人間が必要とする特性を有した新規タンパク質の生成方法が研究されています。
第6回 サイエンス・サマープログラム 2日目 講義風景(5)

Lecture 2:Computer simulations of molecular nanomachines at work

木寺教授は現代コンピューターの持つ驚くべき能力について話し、コンピューターのシミュレーションにより、何万と存在する細かな要素に対し流体力学的な均質化を行うことで心臓の動きをいかに微細に体現させることができるかということについて、説明しました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 2日目 講義風景(6)
また、映像で心臓のモデルの鼓動や血液の流れを紹介しました。現在、神戸市に設置されている「京」をはじめとしたスーパーコンピューターは、長い時間軸における原子レベルでのタンパク質の動きを観察するために利用されています。

第6回 サイエンス・サマープログラム 2014Science Summer Program