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厳しい生活を送る学生の急増に向けた「食の支援」(~2024年度)



 ※2024年度をもって終了しました。
 横浜市立大学では2021年度より、厳しい生活を送っている本学学生を対象に、食品を届ける「食の支援」を継続的に実施しています。
 対象となるのは以下の条件を満たした学生で、自己申告の事前登録制としています。

<対象学生>

  • 配布日時点で横浜市立大学の在学生であること。
  • 保護者の支援が十分に受けられない状態(自宅外通学やひとり親世帯など)であること(自宅外通学でも可)。
  • 物価高のため、生活費を切り詰めている状態であること。

 この「食の支援」は、公益社団法人フードバンクかながわ、社会福祉法人横浜市社会福祉協議会、社会福祉法人金沢区社会福祉協議会、金沢区役所などをはじめ、企業や地域の方々などからのご支援をはじめ「横浜市立大学基金」を利用して実施しており、参加した学生からは、

「コロナ禍で生活困窮者が増えている中、こうした支援をしていただけることを大変ありがたく思います。今回いただいた食材が手元に来るまでどれだけ多くの人が関わっているのか考えながらいただきたいと思います」

「とっても助かりました。感謝します。しばらくはバランスの良い食事ができます」


といった声が寄せられています。
   それと同時に、「食の支援」を受ける学生に向けて「支援を受けること自体がフードロス削減の一つの解決方法になる」ということも伝え、情報を発信していきます。

  「食の支援」の活動に関しては、SDGsでも目標1「貧困をなくそう」、目標2「飢餓をゼロに」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」などにも関連しています。