リハビリテーション科・部では2014年5月から各科・センターに入院中の患者に対して、主治医の依頼に応じてがん患者に対するリハビリテーションを行っています。
リハビリテーションというと手足に障害がある患者に対する訓練をイメージされる方が多いと思いますが、これ以外にも手術、化学療法、放射線治療、幹細胞移植などにより筋力や体力が低下した方あるいは低下が予想される方、飲み込みがうまくいかない方(嚥下障害)、治療により手足のむくみが出た方(リンパ浮腫)、進行がんの治療後に在宅復帰を希望される方などががんリハビリテーションの対象者となります。
当院には厚生労働省後援の「がんのリハビリテーション研修」を修了したリハビリテーション科医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師のチームがあり、保険診療で上記のがん患者リハビリテーションを行うことが可能です。
以下にがん患者リハビリテーションの概略を示します。