医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
医学研究科看護学専攻
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地域貢献ニュース1月号(成人看護学1領域)

担当:渡部節子

看護の臨床と教育の場の懸け橋として-日本看護協会長賞受賞-

成人看護学領域長の渡部節子教授が、本年度公益財団法人日本看護協会長賞を受賞しました。受賞理由は、大学行事として“看護の日”イベントを開催するなど、地域の方々の“看護”への理解を深める活動を行うと共に、神奈川県看護協会副会長として看護の臨床と教育の場の懸け橋となり地域の方々へ質の高い看護を提供するための活動を行っていることです。
担当:今津陽子

災害時のがん患者への支援、がん看護に携わる看護師の災害時活動支援に向けた取り組み

当領域の今津講師は、平成28年より日本がん看護学会特別関心活動グループ災害がん看護に参加しています。災害時のがん患者さんの支援、がん看護に携わる看護師の災害時活動支援に関して、がん看護領域の看護師、研究者が集まり、活動を進めています。 
平成29年10月29日には「災害がん看護にかかわる知識を学び合おう」というテーマで、がん看護に携わる看護師を対象とした学習会を企画、運営を行いました。在宅や病院など様々な場で活動するメンバーに混じり、災害看護に関する研究を行ってきた立場から、「がん看護に必要な災害看護概論」というテーマで発表を行いました。プレゼンテーション後は、出席者で今後の災害がん看護分野に関する方向性の検討を行い、有意義な時間となりました。
災害がん看護グループへの参加は、同じ思いを持つ仲間と知り合う契機となり、新たな研究活動につながっています。がんは治療の発展により、がんと共に生きる「サバイバー」が増えています。しかし、がんサバイバーの方が毎年のように起こる災害時にどうすれば良いのか、またそのような方々を看護師はどう支援すれば良いのか、これからも仲間と共に取り組んでいきたいと思います。

地域貢献