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小児看護学ゼミ生が、第38回神奈川母性衛生学会学術集会で「最優秀演題賞」を受賞

2025.02.20
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「NICUに入院した子どもがいる在日外国人の母親に対する愛着形成を促すための支援の実際」 について研究した卒業論文を学会で発表

医学部看護学科小児看護学ゼミの長崎 遥香さんが、2025年2月8日(土)にワークピア横浜で開催された、第38回神奈川母性衛生学会学術集会において、卒業論文として取り組んだ「NICUに入院した子どもがいる在日外国人の母親に対する愛着形成を促すための支援の実際」を発表し、「最優秀演題賞」を受賞しました。

受賞者
医学部看護学科 長崎 遥香 さん

指導教員
小児看護学領域 教授 佐藤 朝美
          助教 下道 知世乃

発表題目
「NICUに入院した子どもがいる在日外国人の母親に対する愛着形成を促すための支援の実際」

受賞内容
本研究は、国内の低出生体重児・早産児の出生割合が横ばいである一方で、在日外国人の出生数が増加したことから、在日外国人の母親の愛着形成を促す看護師の支援に焦点を当てたものです。その対象は、NICUに勤務する看護師であり、NICUを持つ大学病院2施設でケアの現状を調査し、その結果を分析しました。本研究の結果として、看護師は、母親が児とのかかわりに専念できるように、文化や習慣、言葉の壁を乗り越えながら一緒に児へのケアを考え、実践することで、母親の愛着形成を支援していたことが明らかになりました。

受賞者のコメント
このような賞をいただき驚いていますが、とても光栄に思います。研究に協力してくださった全ての皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。これからも看護学、そして、春からは大学院に進学するため助産学に真摯に向き合い努力していきたいと思います。ありがとうございました。

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