医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
医学研究科看護学専攻
search

子どもアドベンチャーカレッジ2022「シミュレータで医療者体験をしよう」を実施しました

2022.11.18
  • TOPICS
  • 地域
  • 教育
  • 大学
2022年8月17日に、子どもアドベンチャーカレッジ2022を開催いたしました。
子どもアドベンチャーカレッジは、市内の小学生に向けて「主体的・対話的で深い学びのきっかけづくり」「社会参加のきっかけづくり」の場と機会を提供するため、横浜市役所をはじめとした公的機関や民間企業等と連携して、横浜市が開催する企画です。
横浜市立大学医学部看護学科では成人看護学領域が企画・運営を担当し、「シミュレータで医療者体験をしよう」をテーマといたしました。横浜市立大学附属病院内の教育施設であるシミュレーションセンターの協力を得て、実際に基礎教育・卒後教育で使用されているシミュレータを使って参加者に医療者体験をしてもらいました。
今回、300組以上の応募があり、30組の参加者を厳正なる抽選で決定、横浜市内の小学3~6年生の親子24組が参加しました。当日は、滞りなくプログラムを実施することができました。

1) 講話

医療現場での仕事と本日の体験がどのように結びつくのかを、新型コロナウイル感染症患者への医療を例に講義形式で説明しました。

2) 感染予防体験

医療現場で着用されているスクラブや白衣を着用し、感染対策として行われている滅菌手袋の装着を体験してもらいました。

3) 身体診察(呼吸音聴取)体験

肺炎になったら体の中で何が起こるのかを説明したうえで、正常呼吸音・肺炎の際の呼吸音を聴いてもらいました。

4) 身体診察(エコー)体験

採血や静脈確保の際に行う血管エコーを体験してもらいました。

5) 一次救命処置体験

急変の際に実施する胸骨圧迫について、道で倒れている人を見つけたときにどうするのかというシナリオをもとに、胸骨圧迫・AEDの使用を体験してもらいました。

6) ふりかえり会

横浜市が「大学生の社会参加」として募集した学生コーディネーターの大学生2名を中心に運営し、「今日の体験で1番楽しかったこととその理由」をグループワーク形式で話し合ったうえで発表してもらいました。参加者からは、「テレビで見たことがある医療処置の方法を実際に知ることができてよかった。」「自分でいろいろと動けるものが楽しかった。」という感想をいただきました。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加