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横浜市立大学が海洋都市横浜うみ博2024へ出展しました

2024.08.30
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横浜市立大学が海洋都市横浜うみ博2024へ出展しました
~うみ博2024 見て、触れて、感じる 海と日本PROJECT~

8月3日(土)、4日(日)、横浜市役所アトリウムおよび大さん橋ふ頭で開催された「海洋都市横浜うみ博2024」(主催 海洋都市横浜うみ協議会*1)に、理学部 糖鎖生物学研究室*2と学生団体Clover(シーラバー)*3が合同でブース出展しました。2日間を通じ多くの子どもたちがブースに訪れました。
うみ博2024入場口の様子(手前)と
横浜市大のブース(奥)
糖鎖生物学研究室は、研究用に採取した海の無脊椎動物をリサイクルした標本の展示や、海のプランクトンの様子を観察できる顕微鏡や動画を紹介し、生物多様性の維持の重要性を伝えました。
また、学生団体Cloverは、回収しているブリスター(コンタクトレンズケース)のアルミ蓋や箱と、大学付近の野島公園での自然海岸清掃活動で採取したマイクロプラスチックなどの“ゴミ”を使用した環境万華鏡を製作・展示しました。これらの素材を一つ一つ組み合わせることで新しいものを作り出す面白さを参加者に感じてもらい、海や科学に興味を持ってもらえるように働きかけました。
今後も、環境保護や科学の重要性を広める活動を続けていきます。

(左)横浜市立大学の展示ブース(右)環境万華鏡の説明をする様子
会場を盛り上げた学生たち(右: 糖鎖生物学研究室ファシリテーターを務めた林 龍平さん 生命ナノシステム科学研究科博士前期課程生命環境システム科学専攻)

【参考】

*1 海洋都市横浜うみ協議会
 海洋産業の振興と海を通じた人材育成、子どもたちの教育・市民への普及啓発を目的とする産官学が合同した任意団体。海洋の産業パートナーとマッチングさせる「うみと産業革新コンベンション」(冬季)、児童・生徒が海に親しみ体験する「横浜うみ博」(夏季)を2016年以来毎年開催。大学生に海洋関係の仕事をうながす「海の仕事紹介セミナー」、横浜市・横須賀市の小中学校への出張および施設見学により視野を広げる「海をいかした学習活動」を実施。
横浜市立大学は、海洋都市横浜うみ協議会発足時(2015年)より理事機関として加盟し、学術院 国際総合科学群 海洋総合研究ユニット長 大関泰裕が理事を務める。

横浜市ホームページ
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/kaiyo/kaiyo.html

*2 糖鎖生物学研究室
海の動物採集、レクチンの精製、人工レクチンの創製、環境中の微生物や細胞へのレクチンの作用解析を通して、海の無脊椎動物レクチンを国際的に研究しています。

*3 学生団体Clover (シーラバー)
2022年7月に本学で発足した有志団体で、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」をテーマに活動している。株式会社シードの「BLUE SEED PROJECT」(使い捨てコンタクトレンズの空ケース(ブリスター)を回収・リサイクルする活動)への参加や、プラスチックゴミ問題の啓発などに取り組んでいる。活動を通して皆で学びを共有し、自由な発想でボランティアの企画も行っている。
Instagram:https://www.instagram.com/ycu_clover/
X:https://x.com/ycu_clover
 
横浜市立大学では、海洋都市横浜うみ協議会の活動に「海洋総合研究ユニット」として参画しています。
◇ 2022年~2024年 うみ博出展 
◇ 2022年~2023年 うみと産業革新コンベンション出展
◇ 2022年      海洋動物の比較グライコーム解析による国際セミナー
◇          (海洋都市横浜うみ協議会 後援事業)
◇ 2021年  横須賀の中学校向けSDGs学習プログラムづくり (海をいかした教育)
◇ 2021年  第23回比較グライコーム研究(海洋都市横浜うみ協議会 後援事業)
 

問い合わせ先:

教育推進課(学術企画担当)
TEL:045-787-8944
 
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SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOAL

  • 04.質の高い教育をみんなに
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう