腎盂尿管移行部通過障害
腎盂尿管移行部通過障害の疾患情報
腎盂尿管移行部狭窄症は、腎臓から尿管に流れ出す部分(腎盂尿管移行部)が先天的・後天的に狭くなって、尿の流れが悪くなることをいいます(図1)。これによって腎盂内に尿が充満し、はれて腎臓の機能が障害される病態を水腎症といいます。
腎盂尿管移行部通過障害の検査
逆行性腎盂尿管造影、CT検査、レノグラム検査など
腎盂尿管移行部通過障害の治療法
ロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術
標準治療として腎盂形成術(図2)がありますが、当院では2008年から腹腔鏡下腎盂形成術120例、2020年4月からは新たに保険収載されましたロボット支援腹腔鏡下腎盂形成術を現在まで40例以上行っております。