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研究・教育活動

アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

アカデミックコンソーシアムは、アジアを中心とした大学間ネットワークであり、各都市、国際機関などと協働しながら、都市が抱える問題の解決に向け取り組んでいます。毎年メンバー校での国際シンポジウム・総会を開催し、都市問題をテーマとしたプレゼンテーション、ユニットによるセッション等を行います。 

ユニット活動

グローバル都市協力研究センターでは「環境」「まちづくり」「公衆衛生」の3ユニットを中心に研究、プロジェクトを進めており、市大のユニットリーダーが中心となり都市の課題解決に向けた活発な議論を行っています。また、ユニット別にシンポジウムを開催し、議論の内容を深める等、着実に研究交流を進めています。 

学生参加型活動

グローバル都市協力研究センターの活動を通じて築いた、アジアの大学とのネットワークを礎に、様々な学生国際共修プログラムと展開し、学生間の国際交流を推進しています。

1 International Academic Consortium for Sustainable Cities (IACSC) Symposium (アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム)

IACSCメンバー校での国際シンポジウムにおいて、SUDPやIUPWなど(後述)に参加した学生が、ポスタープレゼンテーションや口頭発表を行っています

⇒ 2023 IACSC総会開催報告
 

2 Sustainable Urban Development Program

日本及び世界の都市が抱える諸課題について、問題の内容と問題相互の関係を理解し、問題解決のための道筋を論理的に考察し、英語で議論できる力を身につけるための短期国際交流プログラムです。期間は約1週間、対象は学部生と大学院生です。

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3 International Urban Planning Workshop, IUPW(海外都市課題実習)

海外の都市事情を踏まえ、それらの学習と海外他大学の学生を交えたディスカッションを実施し、広く世界の都市問題への提案をまとめる作業を行うことを通じて、これらの能力の習得・向上を目指す短期国際交流プログラムです。毎年1週間程度、IACSC総会・シンポジウム開催国の現地の学生と行動を共にし、海外の都市課題について、フィールドワークや国際ワークショップを実施しています。期間は約1週間、対象は学部生です。 

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4 Yokohama Urban Solutions Study (YUSS)

海外の大学院生と研究者を受入れ、横浜市を中心とした都市開発の課題について講義、フィールドワーク、研究指導を行うプログラムです。これまでIACSCメンバー校をはじめ、カナダ、チェコ、中国などから参加者を受け入れてきました。本プログラム参加者は国内外の機関で活躍しています。期間は2週間〜3カ月、対象は大学院生と若手研究者です。 

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5 さくらサイエンスプログラム

毎年、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」の支援をうけ、IACSCメンバー校を含む海外の大学から学生と教員を招へいし、国際交流を行っています。海外学生に対し、横浜近郊で行われる講義やフィールドワーク等を通じて、日本での実践的な学びの機会を提供しています。日本人学生にとっても、交流テーマにある共通の課題に対して、グループワーク等の共修を通じ、各国の違いや共通点をそれぞれに学ぶ機会になっています。

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外部機関との協力

2011年7月主要連携機関となる公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)と協定を締結し、持続可能な開発の実現に向けた重要課題への取り組みの相互協力を進めており、ISAPでは共同セッションを開催しました。また、世界銀行とは、2012年8月にECO2のコンセプトを取り入れた講義「グローバル環境未来都市論」を共同で開講し、世界銀行とのMOUを具体化する取組みを行う等、関連機関との協力を進めています。

さらに、横浜市が取り組む国際技術協力 Y-PORT事業との連携を推進しています。横浜の都市づくりの実績や強みを紹介するための情報発信拠点 Y-PORTセンター公民連携オフィス GALERIO(ガレリオ)を活用し、YUSSやさくらサイエンスプログラム等で横浜に訪れた学生・研究者に、横浜市の国際技術協力に関するレクチャーやVRコンテンツを体験する機会を提供しています。また国際会議 アジアスマートシティ会議にも参加し、2021年度よりIUPWの成果発表を行っています。
 

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