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【開催報告】第9回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

【開催報告】第9回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

2018年9月11日に、第9回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会、関連イベントとして第2回気候変動国際ワークショップをフィリピン大学マニラ校で開催しました。「持続的な発展が主流となっているこの時代の、都市環境における公平さと健康」(Equity and Health in Urban Environments in the Era of Sustainable Development)をテーマとし、3つのユニットである「環境」「まちづくり」「公衆衛生」それぞれの分野から持続可能な都市の在り方について、活発な議論がなされました
次年度の第10回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会はインドネシアのハサヌディン大学での開催が決定しており、今後もこの取組を教育研究活動に活かしていきます。

学生活動

アカデミックコンソーシアムの学生交流活動では、「環境」「まちづくり」「公衆衛生」について学ぶ市大生55名が参加し、SUDP(持続可能な都市づくり共通教育プログラム)、国際学生ワークショップ、学生フィールドワークを通じ、フィリピン大学をはじめ、アカデミックコンソーシアム参加大学の学生と交流する等、アジアを中心とした海外大学との交流を行いました。

「まちづくり」ユニットでは、アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会の開催に先立ち韓国・仁川大学で学生ワークショップを実施しました。『Place Making and City's Future: City Branding, Regional Identity, and Sustainable Future』をテーマに、「まちづくり」を学ぶ市大生が参加し、韓国やタイの学生と活発な議論を通じて交流を深めました。

また、「公衆衛生」ユニットの教員の引率で、19名の看護学科の学生がイロイロ市において学生海外フィールドワークに参加し、フィリピンの健康問題の現状や課題を理解する機会を得ました。また、フィリピン大学マニラ校にて、SUDP参加学生と合同でワークショップ、成果発表会を開催し、アカデミックコンソーシアムメンバー校の学生と交流を深めました。

SUDP(持続可能な都市づくり共通教育プログラム)

2018年はSUDP(持続可能な都市づくり共通教育プログラム)をフィリピン大学と共同開催しました。日本からは新潟県立大学の学生も参加、海外大学はフィリピン大学をはじめ、ベトナム国家大学、マレーシア科学大学からの参加者が、持続的な都市づくりの観点より環境問題について学び、議論しました。