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【開催報告】第14回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

2023.10.10
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【開催報告】第14回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

 <1>概要

2023831日に、第14回アカデミックコンソーシアム(IACSC)国際シンポジウム総会を、Peri Urbanization  From Bangkok Metropolitan to Region(市街地周辺の都市化:バンコク首都圏から地方へ)をテーマに、タイのタマサート大学にて開催しました。コロナ禍の影響を受けて、過去3回はオンラインで開催していましたが、今回は4年ぶりの対面開催が実現しました。

シンポジウムでは、上記テーマのもと、研究発表がなされると同時に、研究者間での交流が促進されました。また本シンポジウムの開催にあわせて、実施された国際学生共修プログラム(※)では2プログラム合計で5か国91名の学生が共に学びました。

 

<2>シンポジウム①

国際シンポジウムでは、相原学長のオープニングメッセージに続き、“Peri Urbanization- From Bangkok Metropolitan to Region” をテーマに、2件の基調講演とIACSCの歴史を振り返る1件の講演が行われました。

相原学長による挨拶@タマサート大学
 <3>シンポジウム②

国際シンポジウムの後、午後は環境公衆衛生まちづくりなどに関する研究発表が活発に行われました。バンコク首都圏の市街地周辺で起きている都市化の問題を参加者と共有し、今後の解決策を考えていく良い機会となりました。IACSC各大学の研究者が発表することで、どのような研究テーマや問題意識を持って研究しているのかが分かった点においても有意義でした。

国際シンポジウムで成果を報告する学生たち
 <4>学生プログラム

本学・メンバー校併せて学生91名が参加した国際学生プログラム(SUDPIUPW※)では、両プログラムから合計6つの学生グループがシンポジウムにおいて口頭による最終発表を行ました。残りのグループはポスターによる発表を会場にて行うことで、国際学生共修プログラムの成果報告がなされました。異なる国々の学生で構成されたグループによって、講義やフィールドワークを通じて学んだ内容を議論し合い、その成果をシンポジウムにて、英語によって発表・共有したことは、学生にとって貴重な経験となりました。

左:ポスター発表の様子/右:フィールドワーク(Public Health Care Center)
 <5>総会

最終日に行われたGeneral Assembly では、今回の開催内容や成果が振り返られると同時に、意見交換がなされました。成果を社会への発信へつなげていくべきだといった意見が出され活発で前向きな議論となりました。その後、来年度大会主催者であるフィリピン大学より、第15回の大会開催宣言が行われました。今後もこの取組を研究教育活動に生かしていきます。

※2つの共修プログラムシラバス↓
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