SUDP (Sustainable Urban Development Program)

SUDPは環境ユニットと公衆衛生ユニットが主体となり行っている短期国際交流プログラムです。SUDPにはアカデミックコンソーシアム（IACSC）のメンバー大学の海外学生と市大生が参加します。開催地は毎年IACSCメンバー校が輪番制でホストを担当し、その国の地域の歴史、文化、環境、社会的要因などについて学び、地域の複雑な課題を理解し、議論することを目的としています。プログラムは全て英語で行われ、学生は1週間程度行動を共にし、講義、フィールドワーク、グループワークに参加します。 

講義では、主にホスト校から、各年のテーマに沿って現地の都市課題の現状、およびその対策について学びます。フィールドワークではテーマに関連した現場の視察を通して、テーマに関する理解を深めます。グループワークでは異なる国の学生とのディスカッションを通して、テーマに関連した持続可能な開発の解決策を提案します。グループワークやフィールドワークを通して、学生たちは問題解決能力やチームワークを養います。本プログラムは、学生にとって勉学のみならず国際的な交流の場ともなり、異なる背景や視点を持つ学生同士が互いの文化を理解し、国際的な関係を構築する機会となっています。 

 最終日にはIACSCの国際シンポジウムにて、口頭またはポスター発表を行っています。学生のうちから英語で研究成果を発表する貴重な機会となっています。