分別しきれないほどのゴミを収集!海洋環境問題のセミナーでは海洋ゴミの実態を学ぶ
■場所:横浜市金沢区野島海岸
■参加人数:5名(Volunchメンバー3名を含む)
■レポート執筆者名:ボランティア支援室学生スタッフVolunch 2年H、1年F、1年L
2024年度は実施できなかった、ボランティア支援室学生スタッフVolunch(以下「Volunch」という)によるボラツアーですが、2025年度は3つの活動グループ(食支援・リサイクル、国際交流・地域交流、子ども食堂)のメンバーそれぞれが、昨年度の反省をもとに実施に向けて取り組んできました。
まずは「食支援・リサイクルグループ」が10月に実施した、2025年度第1回目となる「野島海岸清掃ボラツアー」をレポートします。
【ボラツアーとは】
■企画提案と事前の打ち合わせ
Volunch食支援・リサイクルグループのメンバーは、後期の開始とともにボラツアーの活動先の検討を始めました。いくつか情報があったビーチクリーン活動の中から、本学の同窓会組織である「浜大会」が定期的に開催している、野島公園の海岸清掃活動を候補に挙げて、ボラツアーの実施についてスタッフの方に相談し、すぐに承諾していただくことができました。
その後浜大会のスタッフの方とツアーの内容や当日の流れなどについて何度かオンラインの打ち合わせやメールで情報共有を行い、企画内容を取りまとめてYCU‐Boardで学生に周知し、参加を呼びかけました。
■企画の内容とスケジュール
ボラツアーの周知を開始するまでの間、メンバーはチラシや学生への案内メール文・申し込みフォーム等を作成し、ツアー内で実施予定だった「海をつくる会」事務局長の坂本昭夫さんによる海の出張授業(環境問題についてのセミナー)『未来の海をまもるチカラ ~アマモとプラスチック、そしてわたしたち~』の内容を事前に共有するなど準備を進めました。
ボラツアーでは、活動をスムーズに進められるように事前と事後に交流会を行っていますが、今回は事前交流会(オンライン)を10月16日(木)に、また、振り返りを共有するための事後交流会(対面)を20日(月)に設定しました。
最終的に今回のボラツアーでは、Volunch食支援・リサイクルグループのメンバー3名と、学生ボランティア2名が参加しました。
■当日のスケジュール
当日は13:00に現地(野島海岸)に集合し、自己紹介後早速ゴミ拾い活動を開始。40分ほど拾った後、13時40分頃から約50分かけて、海岸に敷いたブルーシートの上で集まったゴミを分別し、参加者でその内容を確認しました。当日までの雨天・荒天などの天気の影響で、当日は海岸に大量のゴミが漂着しており、拾ったゴミの量はとても多くなりました。分別作業では、ゴミをキャップ、プラスチックトレー、お菓子のゴミ、など細かく分別して数えたのでとても時間がかかり、すべて数えることは活動時間内では無理でした。写真にあるように、大人が2人座れるほどの大きさのレジャーシートが全く見えなくなってしまうほど大量のゴミが集められました。
その後は、野島青少年研修センターに移動して「海をつくる会」とFMヨコハマが協力して実施している海の出張授業(環境問題についてのセミナー)、講師は「海をつくる会」事務局長・坂本昭夫氏)『未来の海をまもるチカラ ~アマモとプラスチック、そしてわたしたち~』を受講。マイクロプラスチックなどによる海洋環境問題の現状や課題などについて学び、解散となりました。
企画・運営を担当したVolunch学生の感想
【2年Hさん】
■改めて考えさせられた「ゴミ問題」
しかし、足元に目を向けると漂流した大量のゴミが…。野島海岸は特にゴミが流れ着きやすい場所であることを事前に教えていただいていたものの、ペットボトルや中には帽子やクーラーボックスまであり、あまりのゴミの多さに衝撃を受けました。最終的に拾ったゴミを入れた袋は何十袋にもなり、想像をはるかに超えた量でした。
この現状を目の当たりにして、今からでも一人ひとりがゴミ問題に向き合っていくことが必要であると強く感じました。自分一人では何も変えられなくても、多くの人が意識的に行動を改善していくことができれば、10年後の状況は全く違っているかもしれない。今、どのように行動するべきか改めて深く考えていきたいです。
■味わえた達成感
正直、今まではゴミが落ちていても見て見ぬふりをしてしまっていました。ただ今回の活動を経て、これまで海がきれいに保たれていたのは、最初からきれいだったわけではなく自分がやっていない代わりに誰かが拾ってくれていたからなのだと気づかされました。これを機に、これからは誰かにやってもらうのを待たずに、自分から行動できるようにしていきたいです。
■企画&運営で達成できたこと・できなかったこと・振り返り
参加していただいた学生にも「楽しかった」「またボランティアをしたい」と言っていただくことができ、ボラツアーが有意義であったと感じられて嬉しかったです。
このボラツアーの経験と今回の反省点・改善点をしっかりと次の活動に活かしていきたいです。
【1年Fさん】
■自分の耳で聴き、目で見た環境問題
しかし野島海岸は市の管轄ではなく、誰かがボランティアとして定期的に清掃活動を行っていかなければならない。現在、この海岸が守られているのはたくさんの方の汗と苦労があってのことなのだと身にしみて感じた。今後もこのような活動が継承されて行ってほしいと強く思う。
■貴重な経験
■企画&運営で達成できたこと・できなかったこと・振り返り
今回初めてボラツアーを企画し不安も多かった。しかし周りの学生や浜大会の方に支えられながら満足のいくボラツアーをすることができてよかった。また、事前・事後ミーティングを設けたことにより、参加メンバーで仲を深める機会ができてよかった。そして、参加してくれた学生の意見を聞くことで、反省もきちんとできた。ボラツアーにもっと気軽に参加できるようなスケジュールにしたり、まずはVolunchの存在を広めたりしたいと感じた。また、企画する側において最も重要なのは、参加する側の立場になって考えて企画すること。ボランティアをしてみたいけど方法がわからない、一人だと不安だという学生にもっと参加してもらうため、気軽さやコミュニケーションの取りやすさを重視したい。
【1年Lさん】
■意外と身近な環境問題
■再認識
■企画&運営で達成できたこと・できなかったこと・振り返り


