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「令和7年第51回金沢まつり花火大会募金活動ボランティア」レポート

真夏の夜、金沢区の空を彩った花火大会での募金活動

■日時:8月30日(土)、17:00~21:30
■場所:横浜市金沢区海の公園
■主催団体:金沢まつり実行委員会(横浜市金沢区役所地域振興課)
■ボランティア学生数:20名、金沢区役所インターン生3名
■イベントの規模:来場者約25万5千人・花火(約3,500発)

 

「来年の開催」のための募金に従事

■本学からは20名のボランティア+3名のインターン生が参加!

   「金沢まつり花火大会」は、毎年8月第4土曜日に開催されていますが、第51回となった今年は暦の関係で例年より1週間遅く、8月最終土曜日の30日に、海の公園で開催されました。19時から20時の1時間に、スターマインや金沢区のキャラクター「ぼたんちゃん花火」、お祝いの企画花火など、3,500発の花火が打ち上げられ、約25万5千人の人々が真夏の夜を楽しみました。
 本学からは毎年募金ボランティアとして、多くの学生が参加しています。今年もボラ室に申し込んでくれた20名のボランティアと、金沢区役所のインターンシップに参加していた3名が、募金活動を行いました。

■前半1時間、花火鑑賞を挟んで後半約1時間半の募金活動

 真夏の蒸し暑い夕方に開催されるこの花火大会は、広い海水浴場に多くの露店が立ち並び、色とりどりの浴衣を着た人々が行き交う金沢区の風物詩です。会場となる海の公園には多くの松の木が植栽されているため、ベストポジションを探して、早い時間から人が集まり場所取りが始まります。
 そんな中、募金ボランティアの学生は、17時に集合した後配布されたお弁当を食べて腹ごしらえをし、担当である6区域にそれぞれ移動して募金活動を行いました。学生のほか、地域のボランティアの方々、区役所の職員さんなどと一つのチームになっての活動です。前半は18時から19時の間、19時からは花火を鑑賞して、また20時から終了時刻まで従事しました。

■間近で花火を楽しめる活動は毎年人気!

 花火の打ち上げが始まると、各募金ポイントではいったん募金箱を引き上げ、ボランティアの皆さんも三々五々散って約1時間花火を楽しむことができます。ボランティアをしながら花火も楽しめるこの活動は学生たちにとても人気で、関東学院大学の学生も多く参加していました。
 この募金で集まったお金は翌年の花火の開催費用に充てられるため、その趣旨を呼びかけることもとても大切です。20時からの後半戦は、花火を見て感動の余韻に浸りながら帰る人たちであふれるため、募金に賛同してくれる方も多く、呼びかけにもより熱が入っていました。重くなっていく募金箱とともに、学生たちのやりがいや達成感も、より大きく感じられる時間となったのではないでしょうか。
 その後、今年の募金総額は3,341,163円と発表されました。

■参加した学生の声

 ◆普段はあまりボランティア活動に関わる機会がないのですが、今回思い切って参加してみて、本当に良い経験となりました。実際に活動してみると、最初は少し緊張しましたが、自分自身が真剣に取り組むことで周りの方々も関心を示してくださり、温かい気持ちで募金に協力していただけました。その一つ一つの反応に触れるたびに、人のつながりや思いやりの大切さを感じ、胸が熱くなりました。この経験を通じて、ボランティア活動は自分自身の成長や学びにもつながるものだと実感しました。今後も機会があれば、積極的に参加していきたいと思います。

◆金沢区花火大会は地域の様々な人のボランティア活動や、募金・協賛によって運営されており、守るべきイベントであると感じた。

◆今回、金沢まつりの花火大会ボランティアに参加して、地域の方々から大会開催に関する励ましや期待のお言葉をいただく機会がたくさんあり、とても充実した活動となりました。初めのうちは、非常に混雑している中で十分な金額が集まるのかと半信半疑でしたが、小さいお子さんからお年寄りまで幅広い年齢層の方に募金をしていただき、時間の経過が早く感じられるほど熱中して声かけができました。また、ペアの子と協力して外国の方とも積極的に関わり、なんとか要望に応えられたことも強く印象に残っています。このボランティアを通して、実践的な地域貢献や地域交流を体感できたため、今後も様々なかたちで地域密着型の活動に参加したいと思いました。そして、今回の募金活動に役所の方が複数名参加されていたことを受け、地域とのコミュニケーションがとれる仕事についてより興味を持ったので、詳しく調べてみようと思える良いきっかけになりました。
◆横浜に引っ越してきて初めての花火だったので、とても楽しく参加できた。募金を通して地域の方と触れ合うことができたのが良かった。大きな声を出して募金をお願いし、実際に募金していただくのはとても嬉しかった。積極的に動くことやコミュニケーションが大切だと感じた。

◆募金活動は初めての体験だったが、本当にやってよかったと思った。募金は気持ちがこもったお金であり、花火の感動や実行委員への感謝の気持ちが募金してくださった方々から伝わって気持ちの良いものだった。言葉を添えて募金してくださる方もいてより気持ちが良かった。さらに、募金にご協力くださった方に心から感謝を伝えることができたのもとても気持ちが良かった。募金には特に小さな子供やお子様連れのご家族、お年寄りが協力してくださることが多いというのは発見だった。子供達がどこまで募金を理解しているのかわからないが、純粋でまっすぐな心を感じられた。
後輩へのアドバイス 「来年の花火大会開催に向けて」というワードが人々に刺さると思います。また、募金にご協力いただいたら、心を込めて感謝することが大切だと思いました。

◆市大の二人の学生と一緒に活動を行った。地域の方々も活気ある人たちが多く、体感時間はあっという間に感じた。規模の大きめな花火大会が金沢区で開催されていることに驚くとともに、少し誇らし気な気持ちも抱いた。今後も花火大会が継続して行われるよう、継続的に学生主体のボランティア活動が行われていけば良いなと感じた。

    
 
  より身近で多くの地域の方々と触れ合うことができ、横浜市を代表する花火大会も楽しめる本活動は、本学ボランティア支援室の恒例のプログラムとなっています。来年以降もぜひ多くの学生に参加してもらい、また地域の方々にも、ぜひ会場で募金をしている学生に気軽にお声がけいただければ幸いです。
(ボランティア支援室・コーディネーター 柳本)

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