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トレボルNIHONGO教室講演会 レポート

家庭でも学校でもない「居場所」としての役割を果たす教室を目指して

■日時:令和4年3月20日(日)11:00~12:00
■場所:Zoom
■主催団体:ボランティア支援室学生スタッフVolunch
■Volunch:浦田、福田、牧野、川野
■当日参加者:学生/13名 

Volunch国際交流グループ

 私たち国際交流グループは、横浜市立大学公認サークルだった「トレボル@横市(2019年度解散)」の活動を継承し、2019年に「トレボルNIHONGO教室」を立ち上げられた、本学卒業生の西涼光さん(2012年卒業)にご協力いただき、外国にルーツを持つ子どもたちを支える活動を行う上での課題や、ボランティア組織を運営する上での課題をテーマに、講演会を開催しました。

◆講演会の目的

 現在、外国にルーツを持つ方々への支援のニーズは高まっており、それに伴い、外国にルーツを持つ方々への支援活動に興味がある学生が増えているのではないかと考えられます。そのような学生にとって外国にルーツを持つ子どもたちへの学習支援活動、組織運営の現状や課題を知る機会とすることを目的に、この講演会を企画しました。講演会では、外国にルーツを持つ子どもたちの現状やその背景、トレボルNIHONGO教室の活動内容、西さんご自身の体験談や学生時代などをお話していただきました。

◆講演会当日の様子

 講演会当日は、Volunch含めて約20名の学生が参加してくれました。子どもたちへの学習支援にとどまらず、外国にルーツをもつ方々にとっての「居場所」づくりとなるような活動について、詳しく知ることができました。

 講演後のアンケートによると、外国にルーツを持つ方々への支援活動に興味がある学生の参加や、実際に活動を行っている学生の参加も見られました。参加してくれた学生の今後の研究や活動にとって、非常に有意義な時間であったと思い、今回の企画の目的を達成できたのではないかと感じています。

◆最後に

 「誰のために何をしたいのか」を明確にすることが重要であるという西さんのメッセージは、私たちVolunchが今後活動する上で、最も重要な考えの一つだと思います。改めて自分たちの活動を見直すとともに、支援を必要としている方々のニーズを理解し、寄り添うようなボランティア活動を行いたいと思いました。

 Volunch2年 浦田莉里花

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