障害のあることを感じさせない迫力満点の電動車椅子サッカー
- 日 時:2019(令和元)年10月26日(土)12:00~15:00、10月27日(日)12:00~17:00
- 場 所:町田総合体育館(10月26日)、横浜ラポール(10月27日)
- 主 催:電動車椅子サッカーチーム「YOKOHAMA Bay Dream」
- ボランティア学生:学生スタッフ8名、一般学生4名
![](/volunteer/t0prji000000099r-img/2019volt4_01.jpg)
一人ひとりに合わせた様々な車椅子
私がボランティアに参加して最初に驚いたのが、車椅子の形でした。私たちが普段見たことのない形であり、さらには、様々にカスタマイズされた車椅子を使用されていました。例えば、呼吸器を乗せることのできる車椅子やマイクの付いている車椅子など一人ひとりの症状に合わせたものです。さらには、それぞれの力の強さに合わせたハンドルもあり、操作することがとても難しかったです。少しの力でいろいろなところに車椅子が動いていくので、ボールに合わせて操作することは本当に大変でした。選手の皆さんが打つ力強いシュートやパスは、努力の賜物だと感じました。
![](/volunteer/t0prji000000099r-img/2019volt4_02.png)
障害を感じさせない迫力のあるスポーツ
私は、初めて車椅子を使ったスポーツを見たので、どうやってボールを打ったり取ったりするのか全く想像つきませんでした。だから、車椅子を一回転させて遠心力を使って力強いパスやシュートを打つ選手の姿、車椅子をぶつけてボールを取り合ったり、ゴールを守ったりする選手の姿は本当にかっこよかったです。試合中は「あんな風に車椅子を動かせばいいのか」という新しい発見ばかりでとても面白かったです。予想できない選手の動きにとても刺激をもらいました。そして、他にどんな動きや戦略があるのか気になったので、電動車椅子サッカーの試合をこれからも見に行ってみようと新しい趣味を見つけることのできた貴重な体験となりました。
![](/volunteer/t0prji000000099r-img/2019volt4_03.png)
どんな人でも受け入れてくださり、話を聞いてくださる温かい空間
選手のみなさんや選手の保護者のみなさんは、とても優しく、初めてボランティアに参加した私たちに、丁寧に電動車椅子サッカーのルールや選手の障害について説明してくださいました。さらに、休憩中には選手の車椅子に乗せていただき、一緒にボールのパスもしてくださいました。
初めてのことだらけで不安なこともたくさんありましたが、新しい刺激や新しい人との出会い、選手・保護者の皆さんの優しいサポートのおかげで、ボランティアをした後はとても温かい気持ちになり、また福祉ボランティアに挑戦したいと思うことができました。これからも、パラスポーツに関わり続けていきたいと思います。
ボランティア支援室学生スタッフ 2年 桑野渚