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ボラツアー2019 Vol.1「よこすかカレーフェスティバル ボランティア」

ボランティア同士での交流

早急な情報共有と判断が活動を充実させる

  • 日 時:2019(令和元)年5月18日(土)同月19日(日)、7:30~17:00
  • 場 所:横須賀市 三笠公園
  • 主 催:横須賀市 市民活動サポートセンター
  • Volunch:中川、加藤、桑野、斎藤、深井、長島、横見、渡邉、石川、武田、中田、足立、菅野
  • ボランティア学生:53名
  • イベント参加者:2日間合計参加者数約25000人
 今回ボラツアーで参加した「よこすかカレーフェスティバル」のボランティアは、フェスティバルへのブースの出店や着ぐるみによる会場の盛り上げを行なっている、横須賀市市民活動サポートセンターが主催しているイベントのボランティアでした。開催日は2日間で、ボランティアの仕事はそれぞれブース内の綿あめ、水風船、ポップコーンの販売と着ぐるみ数体を使った会場内の巡回でした。私は主に着ぐるみでの会場の巡回を行なっており、特に小さい子どもたちと写真を撮ったり遊んだりしました。
 
 今回のボランティアに際して、私はボランティアを行う者の間でのコミュニケーションや参加者とのコミュニケーションが核となって、より良いボランティア活動を行うことができると改めて感じました。イベントの主催者とボランティアを繋げるのは情報共有や会話ですし、その二者の間を取り持つボランティア支援室の学生スタッフには双方とのコミュニケーションと、学生スタッフ間でのコミュニケーションは大切です。このレポートでは、コミュニケーションができた点と不足だった点について時間を追って焦点にしたいと思います。

事前準備での共有

 まずはボラツアーの開催前の事前準備についてです。数あるボランティア活動について、主催者との連絡や開催の内容を把握したのち、メンバー間で参加するイベントの選考をほとんど行わずに、イベントを決定してしまいました。今回のボラツアーの活動を始める時期が少し遅くなってしまったのは、それまで行なっていた幹部MTGや2019年度の活動方針を決めるMTGがあったことも大きいですが、学生スタッフの人員配置は迅速に行なったもののイベントの吟味を行う余裕を取らなかったことと、実際に話し合って役職を決め、同時にその後にやることの確認を行わなかったことが、メンバー間での情報共有や行うことの整理ができなかった理由でした。
 
 役職が決まり、先方からの連絡を数回取ったあたりでメンバー全員が特に協力して行わなければいけないことを私がまとめてメモしましたが、それを全員で顔を合わせて共有すれば、その後の学生スタッフそれぞれの動きや、より細かい先方への確認事項の確認など、より円滑な活動ができたと考えています。

市民活動サポートセンターのブースでポップコーンの販売をするボランティア。

募集開始での連絡

 ボランティア参加者の募集開始の際もGoogleフォームを作成してから2回の変更をしており、実際に募集を開始した後の対応も円滑にできず、その後の事前交流会までの活動に支障をきたしてしまいました。前述の通り、役職等を決めた時点での話し合いが足りなかったことが理由の一つとしてあげられます。それに加えて先方と連絡を取っていた私の先方への連絡が整理されておらず、確認したい内容が結果的には確認できなかったことも原因の一つです。応募締め切りの設定などは事前に決まっていましたが、参加者の応募数の増加の対応とそれに伴うシフトの調整の共有と調整が遅れてしまいました。

綿あめを販売する様子。

イベント開催前後の反省

 イベントの開催日も含めて、事前交流会以降の先方と参加者との連絡はスムーズでした。ボランティア支援室の大人スタッフさんが作ってくださった参加者との連絡用gmailや、事前交流会での対応の説明によって、当日の途中参加や体調不良等の欠席の連絡も円滑に行うことができました。特に開催当日の参加者と同じイベントにボランティアとして参加されていた方々とのコミュニケーションは参加人数が多かったこともあって楽しく行うことができたと思います。
 
 ボランティア活動の内容をできるだけ多くの学生に知ってもらうことが目的の一つである年度始めのボラツアーとしては、必要なイベントと参加者の確保はできました。しかし、参加者が多すぎたことで一人の活動時間と活動内容が相対的に薄まってしまいました。できるだけ多くの学生を集めようとし、募集当初に決まっていた募集人数を超えてしまったことが反省点です。

水風船釣りの様子。

全体として

 以上の内容のように、口頭・メールを含めた情報共有と、連絡・信頼関係を作り、コミュニケーションによって活動が充実することを改めて感じました。コミュニケーション不足による反省点もたくさんありますが、コミュニケーションが取れていたことによって一人では気づかなかったことを補い合うこともできました。イベントへの参加者も多く、一日の活動時間も長かったことからボランティアとして様々な体験ができるイベントだったと感じています。
■レポート執筆者名:ボランティア支援室学生スタッフ 3年 中川季紀

左:着ぐるみを着用するボランティア/右:ボランティア参加者で集合写真!

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