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「2019 ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会 ボランティア」

受付から表彰式まで、大会の運営をサポート

  • 日 時:2019(令和元)年5月18日(土)、19日(日) 6:30~15:00
  • 場 所:横浜市中区・山下公園周辺特設会場
  • 主 催:国際トライアスロン連合、2019世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会
  • ボランティア学生:11名

東京2020オリンピック・パラリンピック出場に向けての、ポイント獲得レースとなった今大会

 今年10回目となる記念大会を迎えた、2019 ITU世界トライアスロン・世界パラトライアスロンシリーズ横浜大会。世界各地から約1920名のトライアスリートが参加し、18日(土)はトップ選手による「エリート」と「エリート・パラ」のレースが、19日(日)は一般参加者による、エイジ(年齢別)の「スタンダード」「リレー」「スプリント」そして「パラ」のレースが行われました。
 
   通常トライアスロンのレース(スタンダードディスタンス)は、スイム1.5km、バイク40km、ラン10km、トータル51.5kmの3種目で競い合い、スプリントディスタンスはその半分の距離のスイム0.75 km、バイク20 km、ラン5 kmとなっています。
 
   今大会は来年の東京2020オリンピック・パラリンピックの出場に向けてのポイント獲得レースということもあり、日本選手の活躍も期待されていました。エリート女子の高橋侑子(富士通)選手が4位に入賞したほか、エイジクラスでは、81歳の男性もみごと完走しました。

早朝の集合に、始発でも間に合わなかった学生も…

   本学からボランティアに参加した11名は、早朝6:30に集合。始発に乗っても、どうしても間に合わない学生もいましたが、そこは事前にちゃんと事務局と確認済。その後、10時の終了まで選手受付を担当しました。名簿の確認と健康チェックシートの受取、スイムキャップの配布が主な業務でしたが、参加者全1800人弱の受付はなかなか大変なことです。本来は10時には終了予定でしたが、その後チェックシートの確認の時に数字が合わず、何度も数え直すことに…。次の表彰式準備の再集合が12時だったので、結局ランチタイムが削られることになってしまいました。

午後は表彰式で、大会のフィナーレを体験

それでも12時には再び全員集合して、午後の活動現場となる表彰式でお渡しする副賞の準備をしました。一般の方は入れないエリアに入れる、特別感を味わうことのできる活動でもあります。完走して成績を残した選手の方たちに、「おめでとうございます!」と直接言葉をかけ、いたわりの気持ちとともに、副賞をお渡ししながら、選手の喜びと達成感を共有できた活動だったようです。

参加した学生ボランティアから熱いメッセージが!

参加した学生からは、
「多くの人の支えによって大会が運営されていることを肌で感じることができました。やれることを率先して行うことの大切さも改めて学ぶことができました」
「朝早くから受付の準備をお手伝いしました。スタッフさんは自分よりも早くに会場に来て仕事をしており、ぜひこの人たちの力になりたいと思いました。実際力不足であったと思いますが、大会が終わった時の達成感はとても気持ちが良かったです」
と言った感想をもらいました。
また来年参加する学生に向けて、
「朝早いこともあり大変な作業もありますが、会場の熱気をこんなに近くに感じることができるのは運営側として関わった人の特権だと思います。このイベントにこんなにもたくさんの人が関わって、協力して支えていることに感動しました。ぜひ参加してほしいです」とのメッセージも!実際に体験した者だけが感じることのできる、貴重な言葉です。
 
   2020年、横浜大会はオリンピック約2ヶ月前の開催ということもあり、ますます盛り上がること間違いなし。特にパラトライアスロンのほうは、パラリンピックに向けたポイント獲得最終レースとなる重要な大会で、日本選手はメダル獲得圏内にいることもあり注目を集めそうです。
 
   スポーツボランティアに興味・関心のある学生さんには、初日の土曜日は観客として世界のトップ選手の泳ぎや走りを楽しんで、翌日曜日にはぜひ舞台裏を支えるボランティアに挑戦してみてほしいと思います。

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