「パラスポーツは健常者と障害者をつなぐ架け橋になる!」 そんな可能性を強く感じた講演会・体験会
- 日 時:2019(令和元)年12月15日(日)、13:00~16:00
- 場 所:横浜市立大学金沢八景キャンパス 大会議室(講習会)、総合体育館(体験会)
- 主 催:ボランティア支援室学生スタッフVolunch
- 協 力:5人制サッカーチーム buen cambio yokohama
- Volunch:魚住、加藤、桑野、野間、深井、横見、菅野、板垣、鬼沢、中田、佐藤、武田、マクガバン、吉村、新谷
- 参加者:地域の方々&市大生13名
5人制サッカー(ブラインドサッカー)講習会&体験会

プロ5人制サッカーチーム buen cambio yokohama

5人制サッカー(ブラインドサッカー)講習会
講習会ではbuen cambio yokohamaの選手・スタッフ10人に講師としてご登壇いただき、司会者との対談形式で各々の5人制サッカーに対する思いを中心にお話ししていただいた。5人制サッカーの場合、フィールド上に立つ選手は視覚障害のある選手でアイマスクを着用する。しかし、ゴールキーパーだけは目隠しをせず視覚障害のない選手または弱視の選手が務める。視覚障害者とそうでない方が同じフィールドに立ってプレーをするというのは、非常に興味深く、また、互いの信頼関係の重要性を知った。実際、私は選手・スタッフに1日中、近くで付き添わせていただいたが非常に仲が良く、信頼し合っているのが分かった。
講習会には、小学生から高齢者の方まで幅広い年代の方に参加していただくことができた。年代を問わず、5人制サッカーに興味があるということが分かった。参加者からも手が上がり、その質問に対して、様々な角度から回答していただき、5人制サッカーの理解につながっていた。

5人制サッカー(ブラインドサッカー)体験会
このイベントを通して
Volunchの感想
”パラスポーツは健常者と障がい者が協力することで成立する”。この考え方が特に印象に残りました。オリンピックとパラリンピックの間には大きな境界線があるように感じられますが、パラリンピックは障害者だけのスポーツではないと改めて実感することができました。
実践の様子からは、やはり”仲間との絆”の大切さを実感しました。誰がどこにいて、どこからパスを出そうとしているのか、それは耳だけではない判断の仕方があると思いました。気配を感じ取り、仲間と積み上げてきた連携が重要であり、欠かせないものでありました。テレビの特集を見ただけではわからない5人制サッカーの魅力を知ることができた貴重な経験だったと感じます。
Volunch 2年 加藤
幅広い世代が交流することのできるスポーツであり、障害の有無に関わらずに参加することのできるスポーツで、とても魅力的なスポーツだと感じました。ブラインドサッカーをしている時は、ボールの小さな音やチームメイトからかけられる声を頼りにボールを追っかけることがとっても難しかったです。でも、シュートを蹴ることができた時の爽快感やチームメイトとの強い絆を感じたときは気持ちよかったです。
目隠しをしているにも関わらずまるでボールが見えているかのような、プロ選手の鋭いシュートや正確なパスに、不思議な気持ちで見入ってしまいました。これからも、ブラインドサッカーを応援したいと思うし、他のパラスポーツも見てみたいなと思います。
Volunch 2年 桑野
今回の講演会・体験会を通して、目隠しをしたフィールドプレイヤーに、フィールド外のメンバーが声をかけてサポートしたり、5人制(ブラインド)サッカーならではの戦術や練習があったりと、パラスポーツである5人制(ブラインド)サッカーの様々な魅力を肌で感じることができました。
体験をしている方々が笑顔で楽しんでいる姿がとても印象的で、パラスポーツが、健常者と障がいのある方々とをつなぐ架け橋になる可能性を強く感じることのできた講習会・体験会でした。
Volunch 2年 野

