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「2018 ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会 ボランティア」

2018世界トライアスロンシリーズ横浜大会ボランティア

 スイム・バイク・ランの3種目の混合で行われるトライアスロン。その世界大会の手に汗握るレースが、今年も横浜のモダンな景観の中で行われました。今回、横浜市立大学からは15名がボランティアとして参加し、大会を支えるメンバーとして活動しました!今回は、13日に行われたエイジ(一般選手)のレースでの活動をレポートします。
■日時 2018年5月12日(土)、13日(日)
■開催場所 横浜みなとみらい周辺
■学生ボランティア 12日/語学ボランティア2名、13日/一般ボランティア13名
■主催団体 国際トライアスロン連合、2018ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会

【構成団体】 横浜市、日本トライアスロン連合、横浜市体育協会、日刊スポーツ新聞社他

当日の活動

 トライアスロンの朝は早いのです(笑)。集合はなんと6時30分。参加者は眠い目をこすりながら活動を開始しました。活動は、午前・午後に分かれていて、午前の活動は主に「選手受付」でした。受付業務はレースに参加する選手にとって重要です。選手とコミュニケーションをとりながら、参加選手の体調やレースナンバーを確認し、スイムキャップを渡します。私たちは皆、責任ある業務に最初は緊張しましたが、次々に来る参加選手の対応をする中で、だんだんスムーズにコミュニケーションをとり、自然に、「頑張ってください」や「いってらっしゃい」といった言葉を笑顔で声をかけ、レースに向かう選手を見送ることができました。中には、外国から参加した選手も多く、英語での対応もありました。語学が堪能な学生は磨き上げた語学力ですらすら対応!さすが横市の学生です。(私は語学が苦手なので身振り手振りでなんとか伝えました)
 また、午前の活動で何名かの学生は「通行補助」のボランティアをしました。コース内には、観客や選手の家族などが通れる道が指定されていて、レース中の選手を妨げることがないように通行案内しなくてはなりません。受付同様、緊張感のある活動でしたが、公式審判員や他団体のボランティアさんと協力し、安全なレースを支えることが出来ました。
 午後の活動は、表彰式の準備でした。拠点のホテルから、メダルや記念品を運び出して会場へ運んだり、実際に授与されるメダルを並べたりするなど、ボランティアとして大会を支えているからこその貴重な体験が出来ました。私は主に、表彰対象選手の呼び出しを行いました。結果を見に来る選手が大勢いる中、途中から降り出した雨をものともせず、声を出して表彰対象選手を呼ぶのは大変でしたが、結果を知って思わず笑顔になる選手と喜びを分かち合い「おめでとうございます」と声をかけられる役割は、とても心が温かくなりました。

スポーツを『する・みる・支える』 

 スポーツをするのは「アスリート」、みるのは「観客」、そして支えるのは「大会の運営組織」、そして今回活動した「ボランティア」です。この『支える』なくしてスポーツは成り立ちません。今回のトライアスロン横浜大会を通して、学生の中でスポーツを『支える』ということはどんなことなのか感じることが出来たのではないでしょうか。
 
 また、横浜では今後、横浜マラソンやラグビーワールドカップ、そして2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックなど、たくさんのスポーツイベントが開催されます。参加された学生さんは、今回の経験を活かして、スポーツボランティアとして活躍して欲しいなと思います。ぜひ、「する・みる」ではなく、『支える』という視点からスポーツを楽しんでください!

■レポート/学生スタッフ 北田瑛美

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