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大学提携’18プログラム「東京2020オリンピック・パラリンピック ボランティア募集説明会」参加レポート

あと1ヶ月弱!いよいよオリンピック・パラリンピックボランティアの募集が開始に!!

  • 日 時:2018(平成31)年8月3日
  • 場 所:慶應義塾大学日吉キャンパス
  • 主 催:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 総務局総合調整部総合調整課 大学連携チーム
  • 参加メンバー:ボランティア支援室スタッフ2名、学生スタッフ4名
  • 全体参加者数:300名程度
 
 夏休みに入ってすぐの、8月3日(金)、慶応日吉キャンパスで、「東京2020オリンピック・パラリンピックボランティア」の説明会がありました。会場には連携大学の学生や職員、高校生も聞きに来ており、第4号校舎独立館の201教室は空席のないほどの満杯。学生たちの興味・関心の高さを実感しました。
 
 ここでは、当日の発表内容のレポートを中心にお伝えします。

1.「大会ボランティア」について

 オリンピック・パラリンピックのボランティアは“大会ボランティア”と言われ、約8万人を募集するそうですが、それとは別に各開催都市による“都市ボランティア”も、各都市で募集が行われます。まずは、皆さんが一番関心の高い“大会ボランティア”について、発表されたことをお伝えします。

・過去のボランティア参加人数:ロンドン大会/7万人、 リオ大会/5万人
・支給されるもの:オリジナルデザインのユニフォーム一式(シャツ、ジャケット、パンツ、キャップ、シューズ、バッグ等)→ボランティア活動する人たちが同じ服装をすることで、競技会場周辺だけではなく、街全体がオリンピックムードに包まれるように。
・活動場所:42会場(各競技会場、選手村、その他大会関係施設など)→応募の際に9つの活動分野から第3希望まで指定することができる。
・応募方法:公式ウェブサイトからいくつかの質問に答える(ex. スポーツ経験、ボランティア経験、語学力、手話ができるかどうか、など)、個人単位での応募である。
・ボランティアジャーニー(応募からの流れ):オリエンテーション(正式にボランティアをすることになった人達の顔合わせ)、共通研修、役割別・リーダーシップ研修参加(どの研修もいくつかの場所で行われる予定)など。

2.「都市ボランティア」について

 神奈川県では、横浜市と藤沢市で野球、ソフトボール、サッカー、セーリングの大会が実施される予定です。2つの都市では、競技会場と最寄り駅周辺をつなぐボランティアを募集します。大会ボランティアとは違い個人だけではなく、4人までのグループでの応募、活動が可能です。

説明会を通して

1.なぜボランティアをする人たちにユニフォームが支給されるのか

 私が説明会の中で最も印象に残ったことはボランティアにユニフォームを支給する理由です。ボランティアの人たちは同じユニフォームを着ています。これはただ、ボランティアスタッフとほかの人とを区別するためだけであると思っていました。すぐにボランティアスタッフだと分かれば、観戦客たちの誘導や対応をスムーズにできます。
 
 しかし、説明会を通してユニフォームが支給される理由はそれだけではないということが分かりました。それは、街全体をオリンピックムードに包み込むという役割を果たすためであるということです。大会ボランティアの募集人数は8万人。したがって、同じ服装をした人たちがその人数分いることになります。競技会場周辺が同じ色で覆われ、一気に特別な雰囲気に包まれます。

 新たなボランティアの役目の一面を知ることができ、私自身の認識不足を実感しました

2.自分に合ったボランティア活動

 大会ボランティアの9つの活動分野について組織側が求めている人材がどのようなものなのか、どんな能力や技術が求められているのかなど、より詳しい情報を得ることができました。特に、長年スポーツをやっている人は、そのスポーツの知識や経験を生かせたり、多言語を操れる人々はそれらを利用し、観客や選手たちを手助けすることができたりするといった良い機会になります。

 活動分野を選択する際のポイントを聴くことができ、より自分に合った、やりたい分野の希望を提示できそうだと感じました。また、個人よりも何人かでボランティアをやりたい人は、大会ボランティアよりも友達とグループを組んで応募、参加することが可能な都市ボランティアが向いているなど、人それぞれに合ったボランティアを選択することができます。

3.説明会の様子

 説明会に参加していた大学生たちは、様々な大学に通う学生たちでした。異なる大学で様々なことを学んでいる人たちが、東京2020大会に対してボランティアという形で関わりたいという同じ意思を持っていることを肌で感じられました。積極的に質問している大学生や大学職員の方々が多くいました。

 会場内では、すでにオリンピックのボランティアをやりたいと考えている人の割合が多く、多くの人がボランティアに意欲的なのだと感じました。私も、説明会で得た情報をふまえてボランティアの応募をしていきたいと思いました。
 
                   ボランティア支援室学生スタッフ1年 ・ 佐野友南 記

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