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【東京2020応援プログラム】「金沢小はまっ子ワークショップ 創作紙芝居・ちぎり絵作り」

2020年オリンピック・パラリンピックに向けて

  • 日 時:2018(平成31)年8月27日(月)
  • 場 所:金沢小学校
  • 主 催:金沢小学校はまっ子ふれあいスクール
  • Volunch:「オリンピック・パラリンピック企画グループ」北田、高木、田中、加藤、佐野
  • 参加者数:小学生約50人
 

活動内容

 今回、私たちボランティア支援室学生スタッフ「オリンピック・パラリンピック企画グループ」では、「学生が取り組む地域貢献活動支援事業」の活動として、金沢小学校のはまっ子ふれあいスクールの支援に行ってきました。
 
 現在小学校に通う子ども達は未来を担う人材ですが、2020年東京オリンピック・パラリンピックにボランティアという形で参加することができません。そこで、オリンピック・パラリンピックに関連した学びの場を提供することで、小学生にとって2020年がさらに楽しみになるような機会や思い出を作ろうと、今回の企画を立ち上げました。

 WSでは、子どもたちに工作を通して日本文化に触れてもらいたい、という思いから“ちぎり絵”で日本画やオリンピック・パラリンピックのキャラクターであるミライトハとソメイティを作ってもらいました。低学年の子ども達が多かったのですが、みんな集中して思い思いのちぎり絵を制作してくれて、見ている私達も楽しかったです。
 また、横浜紙芝居普及会の代表、山下さんによる紙芝居上演も行いました。1923年の関東大震災時の横浜が舞台の、日本・インド・イギリスの家族の友情を描いた「友情のトライアングル」。そして日照りが続いたロシアが舞台の心温まる優しい女の子のお話、「七つの星」という2つの紙芝居を上演してくださいました。メッセージ性のあるお話しだったのですが、低学年の子ども達には少し難しかったのか、おしゃべりしてしまう子が多かったです。

 次回は牛乳パックでの和紙作りを通してエコや環境汚染等を考える、“教育”を交えたワークショップを企画しているのですが、子ども達に楽しんでもらうだけではなく、どのように子どもたちに問題意識を根付かせるかを工夫して考えなければいけないと感じました。

2020年に向けて

 2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されるからこそ、私達は2020年に向けて子ども達と一緒に思い出を作ったり、社会問題について考えたりする機会を設けようと考えています。しかし“未来を担う子どもたちへの教育”といっても、まずは私たちが学ばなければなりません。今回、折り紙をちぎるのが苦手な子に細かくちぎってあげると「…ありがとう。どうやるの?」と照れながらお礼を言ってくれました。このように私達がお手本となり、子ども達が目指す理想の大人にならなければと、今回のワークショップを振り返り思いました。

 また、この企画のおかげで私は2020年に向けての目標を考えることができました。皆さんは2020年の目標はありますか?この機会にぜひ考えてみてください。そして、2020年をみんなで盛り上げていきましょう!
ボランティア支援室学生スタッフ 1年 田中愛乃

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