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「金沢小はまっ子ワークショップ 牛乳パック和紙作り」レポート

オリンピックに向けて、小学生と一緒に日本の伝統技術を学ぼう!

  • 日 時:2018(平成31)年12月26日 13:00~14:30
  • 場 所:金沢小学校 図工室
  • 主 催:金沢小学校はまっ子ふれあいスクール
  • Volunch:北田、田中、長島、村山、渡辺、桑野、加藤、魚住
  • 参加者数:小学生約30人
 2020年オリンピック・パラリンピック参画プログラムの目的のひとつでもである「世界への日本文化の発信」を学ぼう!ということで前回8月27日に紙芝居上演とちぎり絵のワークショップを行った金沢小学校はまっ子ふれあいスクールで、再び子どもたちと一緒に活動しました。今回は、日本の伝統技術である紙漉きを、牛乳パックを使って行いました。

和紙作りの様子

 まずは、紙漉きについて知ってもらうため、絵を見せながら、日本の伝統文化である紙漉きについて説明をしました。その後、ボランティアの学生と小学生を交えて実際に紙漉きを行いました。以前幼稚園でやったことがある子もおり、スムーズに出来ていた子が多かった印象です。
 紙漉きができたら、乾燥の作業に入ります。ところが、この段階で子どもたちの人数に対して、アイロンやドライヤーの数が少なく、多くの子どもたちを待たせてしまう結果となってしまいました。しかし、そのときにたくさんの子どもたちとお話を通して触れ合うことができたと思います。
 
 最後に、乾燥した和紙に絵や文字を書いて、年賀状を完成させました。みんな楽しそうに絵を描いていて、私たちも安心しました。

この企画を通し、学んだこと

 今回行った牛乳パックでの和紙作りで、子どもたちと一緒に日本の伝統技術をただ学ぶだけでなく、エコや環境問題について考えることができました。子どもたちにとっては、「牛乳パックはもう一度何かに生まれ変わることができるんだ!」という発見。私にとっては、「牛乳パックを再利用する方法にこういうやり方があるのか!」という発見。子どもたちだけでなく、私たちも新たな発見や興味を持つことができました。また、最後に何人かの子どもたちが「また来てね。お姉さん」と言ってくれたのがとてもうれしかったです。
 
 次回は春休みの期間を使って行う企画を実施する予定です。もし興味がある方がいらしたら、ボランティア支援室を訪れてみて下さい!

参加ボランティアの声(加藤奈那華さん)

「牛乳パックからの和紙作りということで、小学生との作業には不安がありましたが、事前の準備により、作業のコンパクト化ができていて、当日はスタッフを含め楽しく作業ができて良かったなと思いました。ただ、紙漉きの段階でも、乾燥の段階でも、小学生の子どもちを長く待たせてしまっていたので、リハーサルを重ねて段取りを工夫すべきだったのは反省点だったと思います。帰りに外で遊んでいる子供たちがすごく元気で楽しそうだったので、また次の機会があるのであれば、一緒に体を動かす企画ができたらいいなと思いました。」

ボランティア支援室学生スタッフVolunch 2年 長島ゆりか

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