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ボラツアー2017 Vol.3「アマモ花枝採取会 ボランティア」

 ボランティア支援室学生スタッフVolunchメンバー5名と市大生3名が、2017年6月11日(日)に開催された「アマモ花枝採取会」に参加しました。
学生スタッフによる参加レポートをご紹介します!

アマモ場再生活動ボランティアに参加して~みんなで育むアマモの輪~

  • 日 時:2017(平成29)年6月11日(日)7時50分~12時
  • 場 所:海の公園・海(金沢区)
  • 主 催:金沢八景—東京湾アマモ場再生会議
  • 学生スタッフ:5名(五十嵐、北田、工藤、和田、豊岡)
  • 一般学生ボランティア:3名
  • イベントの規模:全体の参加者250人

第2回ボラツアー「アマモ花枝採取会」

 今回は横浜市立大学・国際総合科学部・理学系・生命環境コースの准教授である塩田肇先生にボランティアを紹介していただきました。塩田先生は現在、植物の胚発生や種子休眠に関しての研究や海草(主にアマモ)の種子・セリ科植物の培養細胞を主な材料とした研究をしながら、アマモ再生活動も行っている方です。

 当日は、学生スタッフと市大の学生ボランティア合わせて8名で参加しました。ボランティアの内容は主に海の中へ膝の少し上まで入り、アマモの花枝を採取することです。種子植物であるアマモが花を咲かせるために伸ばす、若い種がついた枝を花枝といいます。これを見分けて取り、ネットに入れていきました。なお、採取した花枝はより強い種に成熟させるために、秋まで柴漁港の岸壁につるされます。このような一連のアマモ再生活動のファーストステッ プが採取だと知った私たちは、できる限り多くのアマモの花枝採取に努めました。その結果、満足のいく量を楽しみながら取ることができました。

塩田先生のコメント

 「海での活動開始前に行ったライフジャケットの貸し出しの個数チェックが特にスムーズでした。また機会があればお願いしたいです。主催された再生会議の皆さんも学生さんの働きに助かったとおっしゃっていました。ありがとうございました。」

参加した市大生のコメント

 今回のボラツアーでは多くの人と関わることができました。市大の学生はもちろん、先生や専門の方さらには会社をあげてボランティアに参加してくださった企業の方々など、普段はなかなか接する機会がない方々と交流しました。

 また、ボランティアの面ではアマモを採取する作業の他に身体を冷やした子どもたちにお湯を配るなど自発的に行えてよかったです。今回のボランティアは比較的参加者も多く、そのため行動が少し遅れてしまったときもありました。今後このような活動に参加する際に、周りを見てより素早く行動できるようにしたいです。

レポート執筆後記

 今回は初めてのボラツアーでした。ボラツアーはボランチの学生たちで選んで参加するので、私個人では選ばないようなボランティアの活動に参加できることが魅力だと感じました。今回参加したアマモ再生活動も学ぶことが多く、新鮮な気持ちで挑むことができました。活気ある現場でアマモの採取ができて良かったです。採取だけではなく、アマモ再生のために協力している地域の方々、専門的に調査を続けている方々から直接話を聞けたことは大きな経験となりました。ありがとうございました。今後も“一期一会”を大切に幅広い分野のボランティアに参加していきたいです。
 
 
レポート執筆者:学生スタッフVolunch  五十嵐 眸実

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