中学生の目線に立ったサポートが大切
子どもと大人の中間的な存在の大学生が、寄り添い型学習支援には最適
- 日 時:2015年8月~
- 場 所:横浜いろは塾
- 主 催:NPO法人コロンブスアカデミー
- レポート執筆者:国際総合科学部 1年 川上優生
活動の概要
中学生と1対1で、勉強のサポートをします。勉強の内容はそれぞれで、宿題をする子もいれば、受験勉強をする子もいます。また休憩時間には学校の話をしたり、いっしょにゲームをしたり、ときには卓球をしたりして交流します。
活動して学んだこと・良かったこと
勉強の進度は生徒によってさまざまです。小学校の復習が必要な子もいれば、中3で受験にむけて応用問題をがんばる子もいます。勉強が嫌いな子もいれば、勉強することを楽しめる子もいます。しかし勉強に取り組む中で、「ここはなんでこの答えなの?」「なんでこの公式は使えないの?」といった、「なんで?」という質問をよくしてきます。そういうときに、中学生の純粋さというか、ごまかしのきかなさが感じられて、若いって素敵だなあ、いいなあ、と思います(笑)。私もなるべく中学生のみんなと同じ目線に立って勉強をサポートするようにしています。うまく説明が伝わって「なるほど!」と言ってくれた時はとてもうれしいです。
学習支援と同じくらい、休憩時間の談笑も大事だと思います。学校の話や家族の話をしてくれる子が多く、聞いているうちに、たまに悩みをぽろっと打ち明けてくれる子もいます。
学習支援と同じくらい、休憩時間の談笑も大事だと思います。学校の話や家族の話をしてくれる子が多く、聞いているうちに、たまに悩みをぽろっと打ち明けてくれる子もいます。
アドバイス
大学生は、ちょうど子どもと大人の中間的な存在だと思います。だからこそ、子どもへの寄り添い型のボランティアに大学生が最適なのではないかと私は思っています。大学生は社会人と比べて子どもの気持ちに共感しやすく(子ども側)、社会への距離は子どもたちよりは近い(大人側)ので、なにより、自分のことを気にかけてくれている人がいるんだ、ということが感じられるだけで、子どもはうれしいのではないでしょうか。ぜひぜひ、一緒にボランティアしましょう!