◆ボランティア支援室学生スタッフVolunch食の支援グループ
「過剰除去削減のための啓発活動」
日本で、まだ食べられるにも関わらずに捨てられている年間約600万トンの食品のうち、家庭から発生する食品ロスは約280万トンあるそうです。その原因は「直接廃棄」「食べ残し」「過剰除去」の3つです。「直接廃棄」や「食べ残し」は食品ロスとしての意識を持ちやすいのですが、「過剰除去」については言葉の意味を理解している人も少なく、かつ食品ロスとしての意識を持っていない人が多いのではないでしょうか。
そこで「過剰除去」について多くの人に知ってもらい、各自の行動変容を促すことにより食品ロスを減らせないかと考えました。具体的には、①食品ロスの現状を知ってもらう ②「過剰除去」という言葉を知ってもらう ③食品ロス、特に過剰除去に意識を向けてもらう ④食品ロス削減を心掛けた行動をしてもらう、の以上を目標に活動しています。
【金沢八景駅前フードドライブ】
金沢八景駅シーサイドライン高架下で地域の方々に呼びかけてフードドライブを行い、集まった食品はフードバンクかながわに寄贈しています。
また、チラシ配布によって、地域の方々にもVolunchのSNSで過剰除去に関する情報を発信していることを知っていただいています。
<実施状況>
令和3年(2021年)12月19日、26日
令和4年(2022年)12月17日、18日、19日 ※Table for Two 市大支部と合同で実施
令和6年(2024年)12月20日、23日
◆Table for Two 市大支部
Table for Two市大支部は、令和3年10月25日(月)~28日(木)の4日間、金沢八景キャンパスYCUスクエア1階でフードドライブを実施し、集まった食品はフードバンクかながわに寄贈しました。今後も継続的に開催の予定です。