医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
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地域貢献ニュース3月号(看護生命科学領域)

担当:赤瀬、槇原、吉田、福田、立石

日本のチーム医療の懸け橋となる周麻酔期看護師(特定看護師)

2015年10月、超高齢化社会に向けて、チーム医療のキーパーソンとなる看護師を育成するため「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設されました。特定行為とは「診療の補助(相対的医行為)」であり、看護師が手順書により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされる21区分38行為を指します。これらを指定研修機関で学び修了認定を受けた看護師が特定看護師です。本学(大学院/周麻酔期看護学分野)では、2020年4月より指定研修機関(術中麻酔管理領域)として厚生労働大臣の指定・承認をいただき、周麻酔期看護師育成教育の中で特定行為研修を実施しています。本教育は領域横断型(医科と看護の協働)教育課程のモデルとしても寄与しています。2022年3月現在、13名の周麻酔期看護師(特定看護師)が本学2附属病院、横浜市大麻酔科関連病院、横浜市内他大学病院に勤務し、麻酔・集中治療領域の医療体制や質に大きく貢献するチーム医療の担い手として活躍しています。

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