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地域貢献ニュース3月号(精神看護学領域)

担当:松下年子

行政機関:関係団体むけ高齢者虐待・対応の体制整備促進に関する研修会での解説・講義

高齢者虐待を防止するための教育活動を行なっています。
2006(平成18)年に高齢者虐待防止法が施行されて以降、虐待の調査が行われていますが、養介護施設・養介護事業等の従事者による虐待も、養護者による虐待も共に増加し続けています。その理由として、高齢者虐待の周知が広がり、国民や関係者の虐待に対するアンテナが高くなった可能性もありますが、一方で、虐待そのもの(絶対数)の増加が指摘されています。虐待防止の取り組みとして2016年には本学で日本高齢者虐待防止学会を開催、また市民向けの講演会を開催するなど、情報を発信してきました。
2018年2月に、行政機関-関係団体向けに行われた研修会において、精神看護学教授の松下年子が講師を務めました。地方自治体の高齢者虐待防止担当者が集まり、講義やグループワークに取り組みました。
行政機関:関係団体むけ高齢者虐待・対応の体制整備促進に関する研修会(養護者による虐待)
(平成29年度 高齢者虐待の要因分析及び高齢者虐待防止に資する地方公共団体の体制整備の促進に関する調査研究事業)
開催日:2018年2月16日
場所:TKPガーデンシティ竹橋
精神看護学領域教授 松下年子が講義を行ないました。
研修会場の様子。高齢者虐待防止担当者約80名が参加しました。

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