地域貢献ニュース1月号(看護生命科学領域)
担当:赤瀬智子、堀川和政、松本裕、伊吹愛
更年期症状に対する新しい看護ケアの確立を目指して
当研究室で長年継続している研究テーマのキーワードとして「皮膚障害の予防」があります。今回はその中でも横浜市内の女性クリニックとの共同研究である「更年期症状の緩和に用いられるアロマオイルの研究」について簡単にご紹介します。
更年期障害に対してはホルモン補充療法という治療がエビデンスに基づいた有効な治療法とされていますが、副作用の問題や、疾患のためにその治療を受けられない方もいます。そういった方を対象として行われる代替療法の一つにアロママッサージが効果的だといわれていますが、経験則に基づいて使用されているという現状があります。そこで、科学的根拠のある看護ケアを提供するために横浜市内の女性クリニックと共同研究、横浜市立大学職員・附属病院スタッフの多くの皆さまの協力を得て、実際にどの程度症状が緩和されるのか介入試験を行っています。また、アロマオイル中の有効成分が実際に経皮吸収されて血液中に移行し、どのようなメカニズムで効果を示しているのかまで踏み込み検証しています。この成果の一部をH27年度、日本未病システム学会で発表しました。
更年期障害に対してはホルモン補充療法という治療がエビデンスに基づいた有効な治療法とされていますが、副作用の問題や、疾患のためにその治療を受けられない方もいます。そういった方を対象として行われる代替療法の一つにアロママッサージが効果的だといわれていますが、経験則に基づいて使用されているという現状があります。そこで、科学的根拠のある看護ケアを提供するために横浜市内の女性クリニックと共同研究、横浜市立大学職員・附属病院スタッフの多くの皆さまの協力を得て、実際にどの程度症状が緩和されるのか介入試験を行っています。また、アロマオイル中の有効成分が実際に経皮吸収されて血液中に移行し、どのようなメカニズムで効果を示しているのかまで踏み込み検証しています。この成果の一部をH27年度、日本未病システム学会で発表しました。
