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地域貢献ニュース6月号(地域看護学領域)

地域貢献ニュース6月号(地域看護学領域)

健康都市づくりの推進にむけた調査研究事業

担当:田高悦子、有本梓、大河内彩子、白谷佳恵、伊藤絵梨子、小倉弘美

 当領域では、横浜市、横浜市金沢区、金沢区並木地区のご協力を得て、平成26年度文科省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」の一環として「健康都市づくりの推進にむけた調査研究事業」を行いました。対象は並木地区在住の40歳以上の男女(全数)のなかから、無作為抽出された市民5,935名であり、方法は、無記名アンケート調査ならびに身体機能測定(健康相談会含む)です。事業の結果、以下の2点の課題があがりました。1)壮年期(40歳以上の市民)の課題:受診するまでではない健康上の気がかり、生活習慣を改善したいがどうすればよいか分からない、ロコモティブシンドロームの予防(予備軍)、子育て世代の健康づくり、働きざかりのメンタルヘルス、地域の見守りの担い手としての役割開発.2)高齢期(65歳以上の市民)の課題:軽度認知機能障害(認知症)の予防、高齢期の健康づくりとロコモティブシンドロームの予防、地域の人材としての役割の開発や多世代との交流. これらを踏まえ、平成27年度は、課題解決にむけた取組みの一つとして、並木の皆様方や関係機関とともに、地域づくりと健康づくりを連動させる取組みにチャレンジする予定です。

並木ラボでの「身体機能測定・健康相談会」

学部4年生・大学院生も参加しました

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