医学部看護学科・医学研究科看護学専攻医学部看護学科
医学研究科看護学専攻
search

地域貢献ニュース2月号(母性看護学領域)

地域貢献ニュース2月号(母性看護学領域)

学生が行う地域貢献への支援 ~出前授業で、いのちと健康な体の尊さを伝える~

担当:石田貞代、臼井雅美、佐藤いずみ

今年度は、市内小学校への出前授業、横浜市青葉区、茅ヶ崎市で開催されるイベントで性感染症や子宮頸がん予防啓発を行いました。また、ケーブルテレビで「いのちの授業」の様子が放映されました。

1.いのちの授業
市内小学校5年生の児童を対象にいのちについて体験型の授業を行いました。児童は針の刺し穴ほど小さな受精卵が人として成長する過程を学び、生命の神秘を感じ取っていました。また、現代社会では小さい子どもと触れる機会が少ないまま親となる場合があるといわれているため、新生児のモデルで沐浴、抱っこ、オムツ交換を体験し赤ちゃんに興味を持ってもらいました。授業を終え、自分を産み育ててくれた親に感謝したり、自分や周りの人たちの命も大事にしたいという感想が聞かれました。

2.健康な体を作ろう
昨年、「いのちの授業」を受けた6年生に自分の体を自分で守るにはどのようにすべきか、感染予防や抵抗力を高める生活についてグループワークを入れながら授業しました。
特に、食事による抵抗力を高める体作りでは、児童が実際に緑黄色野菜と淡色野菜を仕分ける体験などを通して、主体的にカロテンを多く含んだ食材を摂取できるように教授しました。

地域貢献